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『くちびるに歌を』【中学入試出題本】小学高学年・中学生の朝読書おすすめ本?出題箇所は?

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せっかく読むなら中学入試に出題された本を読んでみよう!

2022年千葉日本大学第一中学校の中学入試で出題された本『くちびるに歌を』は、小中学生が時間が限られた朝読書の本として読むのにぴったりの本か?おすすめ本か?を検証してみます。

また実際の中学入試ではどのシーンが出題されたのかも調べていますよ。

『くちびるに歌を』は、長崎県五島列島に住む中学生の合唱部が奏でる青春物語です。

『くちびるに歌を』朝読書におすすめか?

『くちびるに歌を』は小学高学年・中学生の朝読書におすすめかを検証してみるわよ

<Q1>小学高学年・中学生でも1冊丸ごと読める?

<A>読めます
【理由】
長編小説で長めの物語ですが、中学生の物語なので登場人物に共感しながら読めるはず。小学高学年生から読めます。

<Q2>読んだ後どんな気分になる本?

<A>おもしろい  感動  元気になれる  ワクワクドキドキ ほっこり 泣ける
いろんな感情がわきでてきます。
号泣ものです。

<Q3>どんな小学高学年・中学生おすすめしたい?

●音楽が好きな小学高学年・中学生
●みんなで何かを成し遂げることに興味のある小学高学年・中学生
●親子関係に悩みのある小学高学年・中学生
●将来に悩みのある小学高学年・中学生

<Q4>朝読書におすすめ度数は?

3段階【1.難しい 2.挑戦してみて 3.ピッタリ】のうち「2.挑戦してみて」

【理由】
長めの長編小説なので、朝読書で読むと多くの日数がかかってしまいますが、読んで損はありません。NHKの朝ドラのように日数をかけて物語を楽しんでください。
ただし最後は号泣してしまう恐れがあるので、人前で泣くのが恥ずかしい子は、最期はこっそり家で読みましょう。

毎日の朝読書テーマソングは「手紙~拝啓 十五の君へ~」で決まりね

『くちびるに歌を』は、小学高学年・中学生で十分に読めます。
長編小説で読み終えるのはたいへんですが、物語のおもしろさはピカいちです。
長編小説を読むのに慣れていない子にも、ぜひ朝読書を利用して読んでみてほしいです。

『くちびるに歌を』のあらすじ

『くちびるに歌を』はどんな本なのかを詳しく紹介するわよ

ポイント①著者

中田 永一さん
ミステリー作家として有名な乙一(おついち)さんと同一人物。中田永一(なかた えいいち)は別名義。

ポイント②物語の形式

長編小説(文庫本:316ページ)

ポイント③主人公

中学3年生、自閉症の兄をもつひとりぼっち男子桑原サトルと、同級生の女子、父は家を出ていき母を亡くしたため祖父母と暮らす仲村ナズナ

サトルくんとナズナちゃん二人から、交互に語られる物語なのよ

ポイント④物語のテーマ

友情親子・成長

ポイント⑤出版年

単行本:2011年 文庫本2013年

ポイント⑤映像化

2015年、新垣結衣の主演で映画化されている

【出版社のあらすじより】
長崎県五島列島のある中学合唱部が物語の舞台。合唱部顧問の音楽教師・松山先生は、産休に入るため、中学時代の同級生で東京の音大に進んだ柏木に、1年間の期限付きで合唱部の指導を依頼する。 それまでは、女子合唱部員しかいなかったが、美人の柏木先生に魅せられ、男子生徒が多数入部。ほどなくして練習にまじめに打ち込まない男子部員と女子部員の対立が激化する。 一方で、柏木先生は、Nコン(NHK全国学校音楽コンクール)の課題曲「手紙~拝啓 十五の君へ~」にちなみ、十五年後の自分に向けて手紙を書くよう、部員たちに宿題を課していた。 提出は義務づけていなかったこともあってか、彼らの書いた手紙には、誰にもいえない、等身大の秘密が綴られていた–。

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五島列島の小さな中学校の合唱部に臨時音楽教師がやってきたのをキッカケに、合唱部には男子部員が加わり、いままで女の園だった合唱部に荒波が押し寄せます。

男子と女子のいざこざ、合唱部員たちそれぞれの悩み、産休に入っている顧問の松山先生への心配、中学生たちはいっぱいの不安で心を埋め尽くしているのです。

そんな彼らを一つにするのが歌!

いざこざを繰り返しや喧嘩をしながらも、お互いを知り、みんなで歌うことが好きになっていく彼らの青春物語にどっぷりはまってしまったわ。

特に主人公のひとり、サトルくんの成長は一番輝いていたわね。
自閉症の兄をもち、今までどおり将来は兄のお世話をして一生を過ごすことが決められていると思っているおとなしい少年は、それが当たり前だと思う一方で、合唱部の仲間と関り知り合うことで、仲間の将来をうらやましく思う自分がいることに気づくのよ。

子どもは決して平等な環境で育っているわけじゃないし、いろんな家庭環境を子どもは選ぶことはできない。
だからその中で生きるほかなく、将来は今と変わらないと思っているかもしれない。
でもそんなことはぜったいにない。
大人になるっていうのは、自分の人生を選べるということでもあるんだよと教えてあげたいわ。

サトルくんがこれからどんな人生を選ぶのかなと、楽しみに思うような物語の最後になっていたのが救われたわ。

臨時の柏木先生のツンデレ系なのも、おもしろかったわね。
美しく優しくて穏やかで弱っちい先生ではないのですから(笑)

『くちびるに歌を』中学入試での出題箇所は?

2022年千葉日本大学第一中学校の入試で出題された箇所を調べてみました。

2022年 千葉日本大学第一中学校

出題箇所:ナズナちゃんが語る部分 合唱部に亀裂がはいった5月、女子の中に男子部員賛成派と反対派ができるシーン

物語の最初あたり まだ合唱部はバラバラの状態なのよね

『くちびるに歌を』まとめ

『くちびるに歌を』は、子どもにはどうにもならない悩みを抱えた中学生たちが、心をひとつにして合唱に取り組む青春物語です。
同じ年代の小学高学年・中学生が朝読書の時間に挑戦して読んでほしい本です。

男子と女子のいざこざや、家族の悩み、好きな人への疑い、将来への不安と楽しみなど、中学生らしい悩みをもった合唱部の仲間になった気分で本を楽しめるはずです。

感動できておもしろい。
ふだん読書をしない子どもや、読書が苦手の子どもが長編小説に挑戦する本として、ぜひおすすめです。

本を読むのが苦手な子どもにこそ、『くちびるに歌を』を読んで、物語のおもしろさを味わってほしいわほしいわ

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