児童書、ヤングアダルト(YA)ブック、中学受験出題本のおもしろさにどっぷりにハマっている私が、実際に読んでおすすめしたい本を紹介します。
2時間サスペンスドラマをつい見ちゃう私は、ミステリー好き。
アガサクリスティが活躍したミステリー黄金期の時代背景が特に大好きな私が、実際に読んだ本のなかから「海外コージーミステリー」おすすめ本を紹介します。
コージー・ミステリ(cozy mystery)とは、推理小説のジャンルの1つ。
ハードボイルドのニヒルでクールなイメージに対し、「地域社会が親密である」「居心地が良い」といった意味を持つ「コージー(cozy)」を使用し、日常的な場面でのミステリーであることを示す。
特徴としては
探偵役が警察官、私立探偵などの職業的捜査官ではなく素人であること
小さなコミュニティ、あるいは人里から離れた場所が舞台となっていること
直接的な暴力表現、性的表現を極力排除していること
などがあげられる
【引用:『ウィキペディア(Wikipedia)』】
お気に入りのコージーミステリー本を見つけて、犯人探し&事件のトリック解決を楽しんでくださいね。
紹介した本のなかには、中学生、高校生(本好きなら小学校高学年でも)も楽しめる本です。
が、殺人事件や人間関係など衝撃的なシーンもあるので、まずは親御さんが読んでから、読めるかどうかの判断をおねがいします。
『ワニの町へ来たスパイ』 〈ワニ町〉シリーズ
- 探偵:実は秘密工作員のフォーチューン、地元婦人会の老婦人ふたりガーティとアイダ・ベル
- 事件:アメリカの小さな田舎町で起こる事件
殺されるのも、容疑者も、町のだれもが知っている小さな町の人たち - 魅力①:ミステリーを解決する3人の掛けあいが漫才トリオのようで大爆笑
- 魅力②:「これぞアメリカ!」といったバター、お肉たっぷりのおいしそうなアメリカ南部料理が満載
- シリーズもの(1冊ごとに話は完了します)
事件を解決しようと動けば動くほど失敗し騒ぎが大きくなってしまう(笑)
おばあちゃんのガーティとアイダ・ベルの天然なのか、とぼけてるんだかわからない、しかも豪快な言動や行動に大爆笑しちゃいます。
「ワニ町」はシリーズ化されているので、まずはこの第一弾『ワニの町へ来たスパイ』で登場人物のキャラをつかんで読み進めていくのがおすすめです。
1冊読んだら次を読みたくなる 中毒性のあるシリーズものよ
潜入任務でちょっぴり暴れすぎたせいで、一時潜伏を命じられた凄腕秘密工作員のわたしは、ルイジアナの川辺の町にやってきた。自分とは正反対のおしとやかな女性を演じるつもりが、到着するなり保安官助手に目をつけられ、住む家の裏で人骨を発見してしまう。そのうえ町を牛耳る地元婦人会の老婦人たちに焚きつけられ、ともに人骨事件の真相を追うはめに……。アメリカでは公認ファンクラブまである大人気ミステリ・シリーズ第一弾。
『マーダー・ミステリ・ブッククラブ』
- 探偵:ミステリ好きの姉妹が設立した読書会のメンバーたち
- 事件:読書会のメンバーに起こった行方不明事件
- 魅力①:本好きさん憧れの読書会の雰囲気が楽しめる
- 魅力②:クリスティ好きにはたまらない!アガサクリスティの作品を読みこむ読書会
- 魅力③:読書会のユニークな面々
- 続編あり
本好きさんなら、読んだ本、好きな本、気になっている本について「誰かと語り合いたい!」と思いますよね。
そんな本好きさんにおすすめしたいコージーミステリーが『マーダー・ミステリ・ブッククラブ』です。
クリスティ好きの面々が、おいしい料理、お菓子を食べながら、持論をもって語り合う読書会のシーンがステキすぎ。
もちろんミステリー的にも楽しめます(笑)
自分も読書会メンバーになった気分で読むのがおすすめよ
ミステリ好き、クリスティ好きなアリシアとリネットの姉妹が出した読書会メンバー募集の告知に応えてきたのは、古着ショップのオーナー、医師、主婦、図書館司書に博物館勤務員といった面々。ところが二回目の読書会で早くもトラブルが。主婦のバーバラがあらわれなかったのだ。家にも帰っておらず、事件に巻き込まれた可能性も。アリシアは読書会のメンバーの協力のもと捜し始めるが……。マーダー・ブッククラブ・シリーズ開幕。
『サスペンス作家が人をうまく殺すには』
- 探偵:売れない作家であり、ワンオペ子育てにてんてこ舞いのフィンレイ
- 事件:殺し屋と勘違いされた作家が巻き込まれる殺人事件
- 魅力①:おもしろい勘違いから、急スピードで進む物語展開
- 魅力②:子育てあるある!子どもに振り回される生活感あふれる主人公の描写がリアルすぎて笑える
- 続編あり予定(本書の訳者あとがきによると)
「売れない作家が、小説の打ち合わせの会話から殺し屋と勘違いされる」という物語のスタートから、「面白そう」とビビビときました!
作家が殺し屋に間違えられる、殺人隠しについてなど「ありえない!」と思える強引な場面展開もあるけれど、それを上回るドキドキ、ワクワクする物語のおもしろさ。
「ありえない」も面白く感じられちゃいます。
長めの小説なんだけど、ドラマをみているように物語展開がどんどん進んでいくから、次が気になって読む手が止まらなかったわ
売れない作家が、小説の打ち合わせの会話から
殺し屋と勘違いされ、殺人を依頼されてしまう!
苦労して依頼を断ろうとするが、本物の死体と遭遇し・・・・・・!?
本国で10万部突破
圧倒的一気読み巻き込まれミステリ!
売れない作家、フィンレイの朝は爆発状態だ。大騒ぎする子どもたち、請求書の山、撒き散らされたコーヒーの粉。もう、だれでもいいから人を殺したい気分――とはいえ、本当に殺人の依頼が舞い込むとは! レストランで小説の執筆の打ち合わせをしていたフィンレイは、隣席の女性に話の内容を誤解され、殺し屋と勘違いされてしまう。殺しの依頼を断ろうとするも、なんと本物の死体に遭遇して……。本国で話題沸騰、息つく間もないサスペンス!
『自由研究には向かない殺人』
- 探偵:大学受験の勉強にはげむイギリスの小さな町に住むj女子高校生のピップ(女の子)
- 事件:ピップの住む町で起こった5年前の少女失踪事件
- 魅力①:事件を夏休みの課題として取り組むという物語設定のおもしろさ
- 魅力②:小さな町だけに自分の知り合いがどんどん容疑者になっていく恐ろしさ
- 魅力③:警察でも見つけられなかった事実をみつける、若者ピップらしい事実の見つけ方、行動力、推察力のスゴさに「あっぱれ!」
- シリーズ化している
友達との関係や、恋心、家族の問題など女子高校生らしい悩みもあるピップを友達のように感じながら、一緒に謎解きをしている気分になれる青春ミステリーです。
一方でまだ未成年のピップ。
ピップを見守るしっかりした家族の存在が、このミステリーをリアルに感じられるひとつです。
ピップが全力で事件を調査したからこそ真実がみえてくるのよ
*第2位 2022年本屋大賞 翻訳小説部門
*第1位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 海外篇
*第2位『このミステリーがすごい! 2022年版』海外編
*第2位〈週刊文春〉2021ミステリーベスト10 海外部門
*第2位『2022本格ミステリ・ベスト10』海外篇ブリティシュ・ブックアワード受賞
Amazon.comで7000レビュー!
彼は殺人犯ではないと証明する。
それが、わたしの自由研究。
英米で大ベストセラーの謎解きミステリ!
イギリスの小さな町に住むピップは、大学受験の勉強と並行して“自由研究で得られる資格(EPQ)”に取り組んでいた。題材は5年前の少女失踪事件。交際相手の少年が遺体で発見され、警察は彼が少女を殺害して自殺したと発表した。少年と親交があったピップは彼の無実を証明するため、自由研究を隠れ蓑に真相を探る。調査と推理で次々に判明する新事実、二転三転する展開、そして驚きの結末。ひたむきな主人公の姿が胸を打つ、イギリスで大ベストセラーとなった謎解き青春ミステリ!
『木曜殺人クラブ』
- 探偵:65歳以上が入居条件の高級リタイアメント施設で暮らす老人たちが作っている、未解決事件の調査を趣味とするサークル〈木曜殺人クラブ〉の男女メンバー
- 事件:〈木曜殺人クラブ〉のメンバーが暮らす引退用施設経営者の一人が殺される
- 魅力①:老人たちの一癖も二癖もあるキャラがおもしろい
- 魅力②:人生を長く生きてきた老人だからこその知識にあっぱれ
- 魅力③:警察を翻弄する老人たちの行動力
- シリーズ化
老人が元気いっぱい!
認知症がひどくなる夫がいたり、足が痛かったり、ままならないこともあるけれど、お菓子をつくってみんなに配ったり、テレビ番組の話をしたり、かっこいい男の人にほれたり、イギリスの老人たちの暮らしぶりがコミカルなので、読んでいておもしろいです。
殺人事件の結末が意外で、ホロリと泣けました。
<木曜殺人クラブ>のメンバーたちそれぞれのユニークな個性がさらに魅力アップする続編もおすすめよ
ミス・マープルばりの活躍を見せる老人たちを描く、
現代版アガサ・クリスティー風謎解きミステリ。
英国で異例のスピードで100万部突破!
イギリスの引退者用施設、クーパーズ・チェイス。かつての修道院を中心に現代的な建築物が立ち並ぶこの施設では、敷地内の墓地と庭園を開発して新たな棟を建てようとする経営者陣に、住人たちが反発していた。そんな中、元警官の入居者が持ち込んだ捜査ファイルをもとに、未解決事件の調査を趣味とする老人グループがあった。その名は〈木曜殺人クラブ〉。一癖も二癖もあるメンバーばかりの彼らは、施設の経営者の一人が何者かに殺されたのをきっかけに、事件の真相究明に乗り出すことになるが――
『エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人』
- 探偵:イギリスの女王 エリザベス女王2世
- 事件:女王主催の晩餐会のあった夜に、ウィンザー城のクローゼットでロシア人ピアニストが殺される
- 魅力①:あのエリザベス女王が影の探偵となって活躍する
- 魅力②:女王のプライベートがのぞける楽しさ(フィクションとはいえ真実ぽいネタが多い)
- 魅力③:イギリスの恒例行事、実際に起こった事件、実在の政治家、オバマ夫婦やメルケル首相が登場する
- 続編あり
チャーミングなエリザベス女王がたっぷり楽しめるミステリーなんて、贅沢ですよね。
表だっては動けない女王がどうやって事件を解決していくのか?
女王の勇敢で利発な行動、発言が楽しめます。
なによりも夫フィリップ殿下(完璧な男性ではないけれど)を頼りにし愛する気持ちがあちこちにでてきて、国のトップというよりも、ひとりの女性としてキュートな女王の姿が印象に残るミステリーです。
ロシアや中国との政治的な話しも出てきて、緊迫したムードも!
リアル感にドキドキしたわ
容疑者50名!90歳の女王が難事件に挑む!英国10万部、18カ国で翻訳
【追悼、エリザベス女王】
容疑者は50名!90歳の英国女王、奇怪なピアニスト殺人事件に挑む!
英国で10万部突破、18カ国で翻訳
ウィンザー城で若い男の遺体がクロゼットから発見される。晩餐会に呼ばれたロシア人ピアニストで、遺体はあられもない姿だった。事件について城では箝口令が敷かれ、警察とMI5はロシアのスパイによるものと見なし捜査するが、容疑者が50名もいて難航する。でも大丈夫。城には秘密の名探偵がいるのだ。その名もエリザベス2世。御年90歳。世界最高齢の女王が華麗に事件を解決する!英国で10万部突破、18カ国で翻訳。解説・大矢博子
『ベイカー街の女たち ミセス・ハドスンとメアリー・ワトスンの事件簿1』
- 探偵:シャーロックホームズシリーズに登場する女性陣 シャーロックが住む221番地の家主ハドソンさんと、ワトソン博士の奥様メアリー おまけでシャーロックが唯一認めた女性アイリーン・アドラー
- 事件:ロンドンの町で密かに起こっている既婚女性たちの謎の死
- 魅力①:女性の立場が弱かった時代に、男性顔負けの行動力と知識で事件に立ち向かう女性たちのハラハラドキドキの活躍
- 魅力②:シャーロックホームズのスピンオフ作品として楽しめる
- 続編あり
シャーロックホームズを読んだことのある人なら、何倍も楽しめるミステリー!
特にベネディクト・カンバーバッチ主演のドラマ『シャーロック』好きには、ぜったいに読んでほしい。
『シャーロック』のメンバーたちを思い出しながら読んだら、むちゃくちゃ楽しかったです。
ドラマ『シャーロック』も合わせて見るのをおすすめします。
男性をギャフンといわせるシーンにスカっとする人もいるはず!
女が弱いなんて思っていたら痛い目にあうわよ
ベイカー街221Bの家主・ハドスン夫人と、ワトスン博士の妻が探偵に?
ロンドンの街で秘かに起きている、既婚の女性を狙った薄汚い恐喝事件。名探偵ホームズに依頼を断られ、意気消沈した女性を救うべく、ハドスン夫人とメアリーはホームズとワトスンに内緒で調査に乗り出す!
『「グレート・ギャツビー」を追え』
- 探偵:新進の女性小説家、マーサー・マン
- 事件:大学図書館から盗まれたフィッツジェラルドの直筆原稿をめぐる事件
- 魅力①:アメリカのミステリー界の巨匠ジョン・グリシャムの作品に村上春樹が翻訳をしている
- 魅力②:貴重本を収集する独立系本屋さん、フィッツジェラルドの直筆原稿、小説家の集まりなどが物語のキーになる、本好きにはたまらない本にまつわるミステリー
- 続編あり
思惑が渦巻くダークのなかにいても、フロリダに広がる魅力的でまぶしく明るい世界。
ミステリーとしての物語のおもしろさ以上に、〈独立系書店〉に入り浸り、作家たちの集いに顔をだしたと、主人公になった気分で本をめぐる世界観に入りこんで、夢中で読んでしまいます。
本にまつわるアレコレが楽しめるミステリーよ
強奪されたのは
フィッツジェラルドの直筆原稿
その行方を知る者は?
グリシャムの話題作 × 村上春樹の翻訳
最強の文芸ミステリー
〈内容紹介〉
プリンストン大学図書館の厳重な警備を破り、フィッツジェラルドの直筆原稿が強奪された。消えた長編小説5作の保険金総額は2500万ドル。その行方を追う捜査線上に浮かんだブルース・ケーブルはフロリダで独立系書店を営む名物店主。「ベイ・ブックス」を情熱的に切り盛りするこの男には、希覯本収集家というもう一つの顔があった。
真相を探るべく送り込まれたのは新進小説家のマーサー・マン。女性作家との〈交流〉にも積極的なブルースに近づき、秘密の核心に迫ろうとするが……。
あのグリシャムの新たな魅力を楽しむ
本好きのための快作!
全米ベストセラー〈独立系書店店主が事件の鍵を握る!?〉
『ビール職人の醸造と推理』
- 探偵:夫と別れたビール職人の女性(子どもあり)スローン
- 事件:新しくオープンしたブルワリー(ビール醸造所)で死体発見!
- 魅力①:ビールへの愛がたっぷり おいしそうなビールが続々と登場
- シリーズ化
ビールとおつまみを用意して読むのがサイコウ!
新作のクラフトビール、とっておきの料理、思いがけない事件。
新しくオープンするブルワリーで働くビール職人のわたし。開店翌日、店で発見したのは―。
ビール・ミステリ開幕!
シアトル近郊のレブンワースは、ドイツのバイエルン地方に似た風景が広がる、ビールで有名な小さな町。町で一番のブルワリーを夫とその両親と切り盛りしていたわたしは、平和な日々を過ごしていた――夫マックの浮気が発覚するまでは。わたしは新しくオープンするブルワリーで働くことにする。フルーティーながらもすっきりした後味のビールや、腕によりをかけたわたしの料理のおかげで、開店初日はなんとかうまくいった。しかし翌朝、店で死体が発見されて――。ビール・ミステリ第一弾。
『謎解きはビリヤニとともに』
- 探偵:ロンドンのインド料理店でウェイターとして働く、インドでは刑事だったカミル
- 事件:給仕を担当した大富豪の誕生日パーティーで起こった殺人
- 事件:魅力①:インドのコルカタと、イギリスのロンドンでの事件が絡み合う珍しいミステリー
- 魅力②:おいしいインド料理の話かと思いきや、インド社会の人種問題や賄賂などがでてくる、意外にも社会派ミステリー
最近は映画も大ヒットしたインドにどっぷり浸れるミステリーよ
インド料理店で働くカミルは元刑事。彼が給仕をしたパーティで事件が起こり……。カレーやビリヤニとともに推理を運ぶ名探偵登場
『メナハウス・ホテルの殺人』
- 探偵:22歳の時戦争で夫を亡くした30歳のジェーン・ヴンダリー(アメリカ人)
- 事件:1926年のエジプトが舞台 ジェーンが叔母とエジプト旅行中にホテルで死体を発見!容疑者にされてしまう
- 魅力①:まるでエジプト旅行をしてる気分に!エジプトの雰囲気、高級ホテルの豪華さを味わえる
- 魅力②:テンポよく展開するストーリに飽きることなく読める
年代もの、エジプトものというとアガサクリスティ『ナイルに死す』、主人公ジェーンが読んでいるおなじくクリスティの『茶色い服の男』と合わせて読むと楽しいわよ
エジプトでの優雅な休暇旅行のはずが、
ホテルの部屋で死体を発見
おまけに容疑者にされてしまい・・・・・・
アガサ賞最優秀デビュー長編賞受賞
若くして寡婦となったジェーンは、叔母の付き添いでエジプトのカイロに建つメナハウス・ホテルに滞在していた。異国の地での優雅なバカンス。だがホテルの客室で若い女性客が殺害され、第一発見者となったジェーンは、地元警察に疑われる羽目になってしまう。疑いを晴らすべく真犯人を捜そうと奔走するが、さらに死体が増え……。アガサ賞デビュー長編賞受賞、エジプトの高級ホテルを舞台に起こる事件を描く、旅情溢れるミステリ。
『シェフ探偵パールの事件簿』
- 探偵:副業で探偵を始めた、シーフードレストランを経営するシングルマザーのパール・ノーラン
- 事件:探偵業に依頼があり調査のために訪れたところ、友人の男性が死んでいるのを発見
- 魅力①:おいしそうなシーフード料理が楽しめる
- 魅力②:海辺のリゾート地の風景が気持ちいい
- 魅力③:さらりと読めるミステリー
難しいことを考えずに、さらりと読めるので、疲れ気味のときや、旅行中のお伴としてすき間時間に読むのがおすすめ
犯罪の手がかりって、料理の材料に似ていると思わない?
英国のリゾート地ウィスタブルを舞台に
シェフ兼新米探偵が事件に挑む
海外ドラマ〈港町シェフ探偵パール〉シリーズ原作
海辺のリゾート地ウィスタブルでシーフードレストランを経営するパールは、警察官になるというかつての夢をあきらめきれず副業で探偵をはじめたばかりだ。そんな彼女のもとに依頼人が。パールの友人の漁師に貸した金が返ってこないので、経済状態を探ってほしいというのだ。依頼は断ったものの、気になって友人の釣り船に行ってみたパールが見つけたのは、変わり果てた彼の姿だった……。新米探偵パールが事件に挑むシリーズ第一弾。
『死と奇術師』
- 探偵:元奇術師の探偵ジョセフ・スペクター
- 事件:1936年ロンドン、心理学者のリーズ博士が真夜中、密室の自室で殺された!
- 魅力①:クラシカルで王道のミステリーが楽しめる
- 魅力②:解決編は袋とじになっている
ミステリーの醍醐味、犯人探し&殺人のトリックに挑みたい人におすすめの一冊です。
「袋とじミステリー」なので、自分も探偵になりきって犯人を特定してから袋を開けるワクワク感をおもいっきり楽しんでください。
ちなみに私が挑戦した結果、犯人探しも当たらず(登場する人物がみんな疑わしいが「コレ」といった確証に欠ける)、トリックはかなり難しかったです。
袋とじミステリーが初めてだったので、興奮したわ
1936年、ロンドン。高名な心理学者リーズ博士が、自宅の書斎で何者かに殺されているのが発見された。現場は密室状態。凶器も見つからず、死の直前に博士を訪れた謎の男の正体もわからなかった。この不可能犯罪に、元奇術師の探偵ジョセフ・スペクターが挑む。
今回紹介した本リスト
実際に読んだ本のなかから「海外コージーミステリー」おすすめ本を紹介しました。
お気に入りの本を読みながら、犯人探し&トリック解決を楽しんでみてくださいね。
あなたの好みの本を選んで読んでみてね。
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