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2023年中学生・高校生向け 年末年始の冬休みに読みたいおすすめ本26冊

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2023年~2024年の冬休みがやってきます

冬って寒いから外にでたくない!

友達が旅行に出ていて遊べない

両親の実家(祖父母の家)に帰っても、やることなくてヒマだな~

両親の実家(祖父母の家)に帰る電車のなかって寝るだけ?

そんな時こそ、読書をしましょう

中学高校生に、読みやすくて面白い本26冊を選んでみました
(読書慣れしている子なら、小学高学年でも読めます)

おすすめ本26冊は、2023年に出版された本を中心に選んでいます

◆けっこう長めのスペクタル長編小説 4冊
◆読みやすい分量の長編小説・連作短編集 7冊
◆続編あり!読みやすい分量の長編小説・連作短編集 3冊
◆ミステリー系 7冊
◆自己啓発 エッセイ 2冊
◆読みやすくておもしろい児童書 3冊
に分けてます

一気に見たい人は<まとめ>をみてください

児童書、ヤングアダルト(YA)ブック、中学受験出題本のおもしろさにどっぷりにハマっている私が実際に読んで「いい!」と思った本を紹介しています

  1. とにかく読んでほしい!『ゴリラ裁判の日』
  2. 泣き笑いありの長編小説『タラント』
  3. 戦前戦後のユーモアある家族の物語『かたばみ』
  4. 大正~昭和の歴史もの長編小説『李の花は散っても』
  5. 天然女子の日常青春物語『成瀬は天下を取りにいく』
  6. モヤモヤする女子の青春成長物語『腹を空かせた勇者ども』
  7. コロナ禍の感動青春物語『この夏の星を見る』
  8. ちょっとした冒険物語『それは誠』
  9. 懐かしくおいしい物語『小公女たちのしあわせレシピ』
  10. 学ぶことの意味を考える物語『クロワッサン学習塾』*文庫本
  11. ”南部菱刺し”が結ぶ縁の物語『藍色ちくちく 魔女の菱刺し工房』
  12. 続編あり!あたたかい仲間とのお仕事物語『車夫』*文庫
  13. 続編あり!バブル期の青春恋愛物語 『海がきこえる〈新装版〉』*文庫
  14. 続編あり!江戸時代の家族物語『隠居すごろく』*文庫本
  15. 衝撃!頭脳ゲーム物語『地雷グリコ』
  16. 昆虫好きの”えり沢泉”シリーズ続編!ミステリー『蝉かえる』*文庫
  17. 高校生たちの日常ミステリー『午後のチャイムが鳴るまでは』
  18. 同事件を違った視線から見るミステリー2冊『ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編 Sister編』
  19. 学校図書室で起こるミステリー『27000冊のガーデン』
  20. 初心者向け大正レトロミステリー『名探偵の生まれる夜 大正謎百景』
  21. ミステリー解けるかな?『1分間ミステリー 名探偵フォードニー教授とともに謎を解け!』*文庫
  22. 「書く」ことで生き方を変える!『さみしい夜にはペンを持て』
  23. 国民的ベストセラー年42年ぶりの続編『続まどぎわのトットちゃん』
  24. だれもにも読んでほしい児童書『杉森くんを殺すには』
  25. 奇想天外の行動にビックリ!児童書『ふたりのロッテ』
  26. 続編あり!映画も合わせて読みたい児童書『チャーリーとチョコレート工場の秘密』
  27. <まとめ>紹介した26冊の本リスト

とにかく読んでほしい!『ゴリラ裁判の日』

【著者】須藤古都離
【出版社】講談社
【出版年】2023年

動物が好きな人人におすすめの本
動物と話してみたい人におすすめの本

  • 長編小説
  • 主人公:カメルーンで生まれたメスのニシローランドゴリラ、ローズ
    人間のような知能を持ち、言葉を理解でき、手話を使って人間と「会話」もできる
  • カメルーンで育ったローズは、アメリカの動物園で暮らすようになり、人間の友達ができ、動物園で出会ったゴリラと愛を育み、夫婦の関係になるのだが……
    その夫が、檻に侵入した4歳の人間の子どもを助けるためにという理由で、銃で殺されてしまう
    ローズは、夫のために、自分のために、正義のために、人間に対して、裁判で闘いを挑む!
    ゴリラと人間の考え方の違いとは?
    動物よりも人間の方が大事なのか?
    ゴリラ目線で書かれている、驚き感動物語
  • アメリカで激しい議論をまきおこした2016年の「ハランベ射殺事件」をモチーフとして生み出された
  • 第64回メフィスト賞満場一致の受賞作
  • 第7回未来屋小説大賞にノミネート
  • ゴリラ目線で物語が進んでいくのが、とにかく面白い!

泣き笑いありの長編小説『タラント』

【著者】角田光代
【出版社】中央公論社
【出版年】2022年

新しい一歩をふみだしたい人におすすめ

  • 長編小説(かなり長い)
  • 主人公:みのり
  • 片足の祖父、学校に行けなくなった甥、〝正義感〟で過ちを犯し無気力な中年になったみのり
    不登校になった甥の手で、祖父の過去が紐解かれるとき、みのりの心は動き始める!
    泣いたり笑ったり「人生にあきらめるな」と励ましてくれる物語
  • 2023年、海陽中学入試(Ⅰ)で出題された

戦前戦後のユーモアある家族の物語『かたばみ』

【著者】木内昇
【出版社】KADOKAWA
【出版年】2023年

家族関係に悩んでいる、困っている人におすすめの本

  • 長編小説(かなり長編)
  • 時代:戦後の混乱から高度成長期
  • 主人公:太平洋戦争直前、故郷の岐阜から上京し、日本女子体育専門学校で槍投げ選手として活躍していた山岡悌子
  • 肩を壊したのをきっかけに槍投げ選手を引退し、国民学校の代用教員となった悌子は、幼馴染みとの結婚が上手くいかず
    傷ついた悌子は、下宿先の家族に見守られながら、子どもを想い真剣に生徒と向き合っていく
    ユーモアもあるホームドラマでもあり、戦後の混乱と高度成長期の中の、ひとりの女性の人生物語
  • 人との繋がりを温かく感じる物語

大正~昭和の歴史もの長編小説『李の花は散っても』

【著者】深沢潮
【出版社】 朝日新聞出版
【出版年】2023年

歴史が好きな人におすすめ

  • 長編小説
    2段組みで368ページもあるかなりの長編
  • 主人公:梨本宮方子結婚後は李方子王妃と、革命家と恋に落ちた一般女性・マサ
  • 戦前・戦中・戦後の日本と朝鮮半島を舞台に描く大作物語
    かつて後の昭和天皇の最有力妃候補と言われながらも、皇族でありながら政策によって李王朝に嫁いだの李方子王妃数奇な運命を描く物語
    また一方で、半島から来た革命家と恋に落ち社会から転落していく一般女性・マサも描いている
  • 李王朝と日本の関係が見える歴史小説としておすすめ
  • 同じように李方子王妃の生涯を描いた、林真理子さんの『李王家の縁談』も合わせて読むのがおすすめ

天然女子の日常青春物語『成瀬は天下を取りにいく』

【著者】宮島未奈
【出版社】新潮社
【出版年】2023年

元気になりたい人におすすめ

  • 連作短編小説 
  • 時代:2020年
  • 主人公:滋賀県に住む中2の女子、成瀬あかり
  • 中2の女子成瀬は閉店を控える西武大津店に毎日通い中継に映ると言い始める
    さらに成瀬はヘンなことばかりに挑戦する
    M-1に挑戦し、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章を暗記し全うする
    今日も全力で我が道を突き進む成瀬あかりの青春物語
  • 宮島未奈さんのデビュー作
  • 不思議ちゃん女子成瀬に、笑って泣ける物語だ!!
  • 続編『成瀬は信じた道をいく』あり

モヤモヤする女子の青春成長物語『腹を空かせた勇者ども』

【著者】金原ひとみ
【出版社】河出書房新社
【出版年】2023年

今の自分にモヤモヤしている人におすすめ

  • 連作短編小説
  • 主人公:私立の中高一貫学校に通う、陽キャラの中学生(最後は高校生になっている)レナレナ
  • 中学、高校って人生で一番エネルギー要る時期なのに……
    コロナ禍でいろいろな制限があった日常に加えて、友達関係、やりたいことって何?と、思春期真っ只中の少女のハードモードな日常を悩みながらも突き進んでいく、たくましいレナレナ
    「公然不倫」中の母と、なぜか遠く感じる父との家族関係もちょっと重荷だけど……
    陽キャラだけど、悩みはつきない中学から高校時代の少女の爽快青春物語
  • 2022年、国府台女子学院中等部の中学入試で出題された

コロナ禍の感動青春物語『この夏の星を見る』

【著者】辻村深月
【出版社】KADOKAWA
【出版年】2023年

元気になりたい人におすすめ

  • 長編小説 
  • 主人公:茨城県立砂浦第三高校の二年生、天文部に所属している亜紗
        渋谷区立ひばり森中学の一年生、真宙(まひろ)は
        長崎県五島列島の旅館の娘、高校三年生で吹奏楽部所属の円華(まどか)
  • 大人とはちがう一年の重みが中高生
    コロナ禍で”当たり前”が奪われて、「自粛」のなかで我慢が次々と襲った不自由と理不尽さそんななかで、全国の学生たちが不思議な縁で繋がってオンライン天文イベントで交流する
    コロナがあったから新しいことに興味を持ったり、繋がった出会い
    困難のなかでも、前を向く彼らの青春がギュっとつまった感動物語
  • どこにいても、だれもが星の下で繋がっている
    コロナ禍での彼らの青春がまぶしすぎる!

ちょっとした冒険物語『それは誠』

【著者】乗代雄介
【出版社】文芸春秋社
【出版年】2022年

ちょっとした冒険を楽しみたいにおすすめ

  • 長編小説
  • 主人公:高校生 不登校気味の佐田くん
  • 修学旅行で東京を訪れた高校生たちが、コースを外れた小さな冒険を試みる。
    大人になっていく高校生たちの、その一日の、なにげない会話や出来事が生き生きと書かれた青春物語
  • 第169回芥川賞候補作に選ばれた
  • 最初は読みにくさを感じるかもしれないが、後半どんどん面白くなってくる

懐かしくおいしい物語『小公女たちのしあわせレシピ』

【著者】谷瑞恵
【出版社】新潮社
【出版年】2023年

おいしいモノが好きな人におすすめ
児童書が好きだった、好きな人におすすめ

  • 6つの連作短編小説
  • 主人公:契約社員の野花つぐみ
  • つぐみは、不思議な老女・メアリさんの遺品、お菓子レシピが隠された『小公女』の古書を見つける
    つぐみの本探しと菓子作りは、つらい過去を抱えた人たちの気持ちを、優しい気持ちに変えていく
    やさしいあたたかい涙がこぼれる、人生再生物語
  • 登場する物語とお菓子は、『小公女』にでてくる「ぶどうパン」、『不思議な国のアリス』に登場する「女王さまのタルト」、『ドリトル先生』にでてくる「アブラミのお菓子」など。
  • 子供の頃読んで懐かしい、児童書にでてくるお菓子がどれも、おいしそう

学ぶことの意味を考える物語『クロワッサン学習塾』*文庫本

【著者】伽古屋圭市
【出版社】文芸春秋社
【文庫発売年】2023年

新しい一歩を踏み出したい人におすすめの本

  • 長編小説
  • 文庫本
  • 主人公:元教員のパン屋さん、小学生の男の子の父親でもある三吾
  • 小学校の教員を辞め、実家のパン屋で働く三吾は、毎朝店にやってくる少女が気にかかり、無料塾を開くことになる!
    「なぜ勉強をするのか?」と疑問に思う小学生たちに、学ぶことで、生きる力をつけてほしいという三吾の思いが伝わる人生再生・成長物語
  • おいしそうなパン、クッキーがでてくる

”南部菱刺し”が結ぶ縁の物語『藍色ちくちく 魔女の菱刺し工房』

【著者】髙森 由紀
【出版社】中央公論社
【出版年】2023年

今の自分にモヤモヤしている人におすすめの本
手芸好きの人におすすめの本

  • 4つの連作短編小説
  • 主人公:「ひし形屋」でより子先生に南部菱刺しを教わっている人たち
    高校生の綾ちゃん、婚約中の結菜さん、認知症の母と暮らす香織さん、恋人を亡くして引きこもりの亮平くん
  • 人生には春夏秋冬がある
    苦しい時、嬉しい時、そして誰かを想う時にチクチクと手を動かし、縫い目を進めると気分スッキリ、新しい考えも浮かんでくる
    チクチク仲間がいるのも楽しい!
    青森の南部菱刺しをテーマに描く、手芸によって家族のほころびをふせぎ、縁をつなぎ、生き方を再生していく物語
  • 南部菱刺しに挑戦したくなる

続編あり!あたたかい仲間とのお仕事物語『車夫』*文庫

【著者】いとうみく
【出版社】文芸春秋社
【文庫本発売】2019年

仲間との絆が好きな人におすすめの本

  • 長編小説
  • 主人公:家庭の事情で高校を中退した、吉瀬走くん
  • ひとりぼっちになってしまい、生きるために働くほかなくなった高校生の吉瀬君
    陸上部OBに人力車のひき手に引き込まれる
    車夫の条件は、走るのが好きなのとイケメンであることという浅草の「力車屋」で車夫となっった吉瀬君
    ユニークな車夫仲間達、お客様と吉瀬君の青春物語
  • シリーズ化していて『車夫2 幸せのかっぱ』、『車夫3: 雨晴れ』がある
    あわせて3巻読むのがおすすめ

続編あり!バブル期の青春恋愛物語 『海がきこえる〈新装版〉』*文庫

【著者】氷室冴子
【出版社】徳間書店
【出版年月】2022年

ワガママな人になぜか惹かれてしまう人におすすめ

  • 長編小説
  • 文庫本
  • 主人公:大学生の杜崎拓
  • 杜崎拓は、高校時代の転校生・武藤里伽子が、地元大学への進学を蹴り東京に舞い戻った事を知る
    気まぐれでワガママ、だけど真っすぐに生きる、勉強もスポーツも万能の美少女武藤里伽子に翻弄される拓
    二人のやり取りにキュンキュンしちゃう青春恋愛物語
  • 約30年前に書かれた1990年代に出版されたバブル時代の青春物語
  • スタジオジブリで映像化(長編アニメーション)されている(1993年)
  • スタジオジブリで使われた近藤勝也氏のカラーイラスト満載
  • 続編『海がきこえるII〜アイがあるから〜』がある
    大学生活最初の夏、故郷では距離を縮めたようにみえた里伽子と拓
    が、東京に戻った途端、大波瀾勃発
    二人の関係はどうなるのか?!
    大人の階段を登っていく青春時代と恋愛を描いた物語

続編あり!江戸時代の家族物語『隠居すごろく』*文庫本

【著者】西條奈加
【出版社】KADOKAWA
【文庫本発売年】2022年

時代もの小説が初心者におすすめ
祖父と孫の関係小説が気になる人におすすめ

  • 長編小説
  • 文庫本
  • 主人公:巣鴨で六代続く糸問屋の主人を務めた徳兵衛
  • 時代小説:江戸時代
  • 還暦を機に引退し、悠々自適な隠居生活を楽しもうと決めたのだが、想像した通りにはまったくならない
    家族と離れて暮らし始めた徳兵衛のもとに訪れてきた孫の千代太をきっかけに、徳兵衛の人生第二の”すごろく”を動き出すき始めた
    ほっこり笑えて、じーんと泣ける、心温まる家族物語であり、人情あふれる江戸時代の物語
  • 続編『隠居おてだま』(単行本)が2023年5月に刊行
    (2023年12月現在文庫本なし)
  • 孫の千代太の想像のつかない行動にあたふたする、おじいちゃん徳兵衛が笑える

衝撃!頭脳ゲーム物語『地雷グリコ』

【著者】青崎有吾
【出版社】光文社
【出版年】2023年

頭を使うゲームが好きな人におすすめ
ミステリー小説、初心者におすすめ

  • 5編の連作短編ゲーム小説
  • 主人公:高校生の射守矢真兎(いもりや・まと)
    カーディガンが似合う勝負事に、やたらと強い女子
  • 平穏を望む女子高校生が、いつも通りの日常で、風変わりなゲームに巻き込まれる。
    グリコ、神経衰弱、だるまさんがころんだ、ポーカー
    だれもが一度は遊んだことのあるゲームのルールを変えた“頭脳バトル”(図解あり)
    登場人物たちもユニークで楽しめる本格頭脳バトル小説
  • 読みながらゲームに参加している気分になれる

昆虫好きの”えり沢泉”シリーズ続編!ミステリー『蝉かえる』*文庫

【著者】櫻田智也
【出版社】東京創元社
【文庫出版年】2023年

虫好きの人におすすめ

  • 5編の連作短編ミステリー
  • 文庫本
  • 主人公:30代半ば、全国各地を旅する昆虫好きの心優しい青年・えり沢泉(えりさわせん)
  • 彼が解く事件の真相は、意外!
    だけど、いつだって人間の悲しみや愛おしさを秘めている
    〝とぼけた切れ者″名探偵が登場!
    空気読まないような読んでいるような、昆虫マニアのオトボケ青年のえり沢泉くんの解くミステリー
  • 第74回日本推理作家協会賞を受賞
    第21回本格ミステリ大賞を受賞
  • 『蝉かえる』は、えり沢泉くんが活躍する連作ミステリー第2弾
    1作目は『サーチライトと誘蛾灯』

高校生たちの日常ミステリー『午後のチャイムが鳴るまでは』

【著者】阿津川辰海
【出版社】実業之日本社
【出版年】2023年

日常ミステリー好きな人におすすめ
ミステリー初心者におすすめ

  • 5つの連作短編ミステリー集
  • 主人公:九十九ヶ丘高校の高校生たち
  • 九十九ヶ丘高校の9月9日の昼休み65分の間の時間のなかで起こる4つの事件
    そしてそれらの出来事が、17年前の失踪事件につながっていく
    バカらしくもあり、笑える青春真っ只中の愛すべき高校生たちの学園青春ミステリー
  • バカらしくても、なぜか本気になってしまう青春がまぶしい物語

同事件を違った視線から見るミステリー2冊『ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編 Sister編』

【著者】井上真偽
【出版社】小学館
【出版年】2023年

身近なミステリー好きな人におすすめ
いろんな見方でミステリーを解決するのにワクワクする人におすすめ

  • 連作短編集
  • 主人公
    Brother編:ぎんなみ商店街近くに住む元太・福太・学太・良太の兄弟 母は早くに亡くなり父は海外赴任中
    Sister編:ぎんなみ商店街に店を構える焼き鳥店「串真佐」の三姉妹、佐々美、都久音、桃
  • 探偵役は三姉妹と四兄弟、事件と手がかりは同じなのに展開する推理は全く違う!?
    古き良き「ぎんなみ商店街」で起きた、3つの事件を解決するミステリー物語
  • 事件1:近所の商店に車が突っ込む事故が発生、運転手は衝撃で焼き鳥の串が喉に刺さり即死
    事件2:中学校で手作りの楽器が壊される事件
    事件3:商店街主催の「ミステリーグルメツアー」に関わる事件
  • どちらから読んでも大丈夫
    でもBrother編、 Sister編は一緒に続けて読むのがおすすめ

学校図書室で起こるミステリー『27000冊のガーデン』

【著者】大崎梢
【出版社】双葉社
【発売年】2023年

本好きの人におすすめの本

  • 連作短編ミステリー
  • 舞台は高校の学校図書館
  • 主人公:県立高校の図書館に勤める学校司書、星川駒子
  • 学校図書館で発生した事件、生徒が巻き込まれた事件を、出入りの書店員・針谷敬斗と共に学校司書、星川駒子が解決していくミステリー物語
    学校図書館を舞台にした本好きにはたまらないミステリー
  • 作中に、実在する本がたくさんでてくるのが面白い!
    『火車』『ステップファザー・ステップ』『鉄道員』『蒲生邸事件』『六番目の小夜子』『魔性の子』などなど

初心者向け大正レトロミステリー『名探偵の生まれる夜 大正謎百景』

【著者】青柳碧人
【出版社】KADOKAWA
【出版年】2022年

歴史が好きな人におすすめ

  • 8つのミステリー短編小説
  • 主人公:短編ごとに有名な人が登場する
    与謝野晶子、芥川龍之介、宮沢賢治ほか
  • 歴史的有名人に関わる「事件」が勃発!
    大正時代の文豪たちによるミステリー物語
  • レトロな大正時代の雰囲気が味わえる

ミステリー解けるかな?『1分間ミステリー 名探偵フォードニー教授とともに謎を解け!』*文庫

【著者】H・A・リプリー
【出版社】扶桑社
【出版年】2023年

探偵に憧れている人におすすめ

  • 連作超超短編ミステリー集
  • 文庫本
  • 主人公:名探偵フォードニー教授
  • 1話は、1分間あれば読めるほぼ2ページ
    とりあげられている事件は趣向を凝らし、トリックとウィットに富んでいる
    短い文章中に書かれたわずかな手がかりを見のがすな!
    1分で読めるショートショート・ミステリー集であり、数々の事件の謎解きに挑める推理短編集
  • ハヤカワ・ミステリ文庫の『2分間ミステリ』もおすすめ

「書く」ことで生き方を変える!『さみしい夜にはペンを持て』

【著者】古賀史健
【出版社】ポプラ社
【出版年】2023年

学校の中で生きていくのが大変と思っている人におすすめ
自分の気持ちを上手く口にだせない人におすすめ
悩みがある人におすすめ

  • 長編小説 自己啓発本
  • 主人公:うみのなか中学校に通うタコジロー(タコ)
  • タコジローは、学校にも居場所がなく、自分のことが大嫌い。
    偶然、不思議なヤドカリおじさんと出会ったタコジローは、ヤドカリおじさんからのアドバイス、経験談を聞き、ヤドカリおじさんから教えてもらった「言葉を文字にすること」を実践することで、どんどん変わっていく
    タコジローが自分を変えていく自己啓発本
  • 年始から日記を書きたくなるはず!
  • 登場人物がみんな海の生物なので、イヤなシーンもそれほどクログロしくない

国民的ベストセラー年42年ぶりの続編『続まどぎわのトットちゃん』

【著者】黒柳徹子
【出版社】講談社
【出版年】2023年

戦中戦後の日本、テレビの創生期を知りたい
黒柳徹子さんの生き方に興味があるにおすすめの本

  • エッセイ
  • 主人公:黒柳徹子さん
  • お父さんとの幸せな日々から始まるエッセイ
    戦争が始まり父が戦争へ、残されたトットちゃん家族は東京大空襲の数日後、青森での疎開先の話
    「咲くはわが身のつとめなり」の言葉を胸に、トットちゃんは女学校、音楽学校に通ったときの話
    NHKの専属女優になりたての頃の話
    幼き頃から成人になり働くトットちゃんの青春記
  • 当時のトットちゃんの写真や、いわさきちひろさんの絵もたっぷり楽しめる
  • 前作『窓ぎわのトットちゃん』があり
    今から約80年前、第二次世界大戦が終わる少し前の激動の時代を背景に、黒柳徹子さんの幼少期を自伝的に描いた
    続編の前に読むのがおすすめ!
  • 2023年12月に、アニメ映画『窓ぎわのトットちゃん』(原作は前作の『窓ぎわのトットちゃん』)が公開される

だれもにも読んでほしい児童書『杉森くんを殺すには』

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【著者】長谷川まりる
【出版社】くもん出版
【出版年】2023年

今の自分が嫌いな人におすすめ本
友人関係の距離感に悩む人におすすめ本

  • 長編小説
  • 主人公:高校1年生のヒロ
  • ヒロは「杉森くんを殺すことにしたの」
    兄のミトさんから「今のうちにやりのこしたことをやっておくこと」「どうして杉森くんを殺すことにしたのか、きちんと言葉にしておくこと」という助言をもらう
    ヒロは、ミトさんからのアドバイスを実践していくことで、いろんなことに気づいいていく……
    友人関係の距離感に悩む人、友人に寄り添い救うことはできるのか?
    傷ついた心を、取りもどす驚きの成長物語
  • 衝撃的なタイトルに驚くが、全年齢の人(特に中高生)におすすめ

奇想天外の行動にビックリ!児童書『ふたりのロッテ』

【著者】エーリヒ ケストナー
【出版社】岩波少年文庫

面白い計画を実行するのが好きな人におすすめの本
本を読むのが好きじゃない人、読書初心者におすすめの本

  • 長編小説 児童書
  • 文庫あり(新書と同じサイズ)
  • 主人公:ふたごの姉妹ルイーゼとロッテ
  • 別々の町で育って、お互いの存在を知らない双子の姉妹が、ある夏スイスの林間学校で偶然に出会ってしまいます!
    大人の都合で子どもは振り回せれないぞ!
    ふたりは、別れた両親を仲直りさせるために、大胆な計画をたてるのですが……
    ビックリ、大胆でおもしろい、心あたたまる家族物語
  • イラストも可愛くて素敵な本

続編あり!映画も合わせて読みたい児童書『チャーリーとチョコレート工場の秘密』

【著者】ロアルド・ダール
【出版社】偕成社

面白い計画を実行するのが好きな人におすすめの本
本を読むのが好きじゃない人、読書初心者におすすめの本
チョコレートが好きな人におすすめ本

  • 長編小説 児童書
  • 文庫あり(新書と同じくらいのサイズ)
  • 主人公:可愛くて賢いチャーリー
  • 貧しい少年チャーリーが、世界一のチョコレート工場ワンカの”チョコレート工場見学チケット”(招待状の入ったチョコレートは、世界にたったの五枚!)を当てることから物語が始まる
    おじいちゃんと訪れたチョコレート工場は不思議な世界で、チョコレート工場主ウィリー・ワンカ氏も不気味で怪しい
    チョコレートにまみれた、不思議で面白い児童書
  • 衝撃的で画期的だった映画と同じくらい面白い物語(あの小さなウンパ・ルンパもでてきます!)
  • イラストもちょこちょこはさまれているので読みやすい
  • ジョニー・ディップ主演、ファンタジー映画『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)の原作本
  • 続編『ガラスの大エレベーター』あり
    映画『チャーリーとチョコレート工場』にでてきた、建物を飛び出してまで縦横無尽に移動できるエレベーターに乗って宇宙にまで飛び出してしまう
    続編でも、サラサラヘアーで不思議な男ウィリー・ウォンカも、可愛くて賢いチャーリーも、優しいおじいちゃんも変わりなく健在
  • 2023年12月に公開される映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』を見る前に、読んでおきたい
    いつか母親と一緒に美味しいチョコレートの店を作ろうと夢見ていた若きウィリー・ウォンカが、チョコレートの生産工場を作り上げるストーリー
    (小さなウンパ・ルンパを、あのイギリスの名優ヒュー・グランドが演じているのも話題!)
『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(2023年)

<まとめ>紹介した26冊の本リスト

2023年~2024年の冬休みの年末年始

空いている時間がけっこうあるなら、ぜひぜひ読書をおすすめします。

中学高校生に、年末年始に読んでほしい、読みやすくて面白い本を選びました。

おすすめ本26冊は、2023年に出版された本を中心に選んでいます

気になる本があったら読んでみてね

とにかく読んでほしい!

泣き笑いありの長編小説

戦前戦後のユーモアある家族の物語

大正~昭和の歴史もの長編小説

天然女子の日常青春物語

モヤモヤする女子の青春成長物語

コロナ禍の感動青春物語

ちょっとした冒険物語

懐かしくおいしい物語

学ぶことの意味を考える物語

”南部菱刺し”が結ぶ縁の物語

続編あり!仲間があったかいお仕事物語

続編あり!バブル期の青春恋愛物語

続編あり!江戸時代の笑える家族物語

衝撃!頭脳ゲーム物語

昆虫好きの”えり沢泉”シリーズ続編!ミステリー

高校生たちの日常ミステリー

同事件を違った視線から見るミステリー2冊

学校図書室で起こるミステリー

初心者向け大正レトロミステリー

ミステリー解けるかな?

「書く」ことで生き方を変える!

国民的ベストセラー年42年ぶりの続編

だれもにも読んでほしい児童書

奇想天外の行動にビックリ!児童書

続編あり!映画も合わせて読みたい児童書

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