本好きさんが憧れって何でしょう?
本に囲まれた生活!本に囲まれた仕事!本に囲まれた毎日!
そして、憧れの場所といえば、図書館、図書室、本屋さんですよね。
そんな憧れの場所が舞台になった小説を紹介します。
しかも、中学入試・高校入試で出題された小説です。
きっと出題した先生たちも、本好きの人たちにちがいありません!
本好きさんが選んだ小説なら、間違いなく、おもしろいはずです。
入試出題本から厳選した、中学生・高校生におすすめ、本好き仲間に出会える、本好きさんの憧れ!図書館・図書室・本屋さんの小説本12冊です。
本好きさん、集まれ!!
『本を守ろうとする猫の話』
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【著者】夏川草介
【出版社】小学館
図書館・図書室・本屋さん・本好きへのおすすめポイント!
本を守る!戦い
●あらすじ
本を守るためにトラネコと異次元の世界でたたかう高校生のファンタジー物語
●主人公
高校生の夏木林太郎
●その他情報
続編あり『君を守ろうとする猫の話』
自分の目の前にネコが現れて、突然しゃべりだす!
さあ、不思議な物語の始まりです。
あなたはこれから、ネコといっしょに「本を守る」のです。
入り口は、亡くなった祖父の営んでいた古書店「夏木書店」にある、ひみつ書棚です。その先にはどんな世界があり、どんな人がいて、どんな戦いがまっているのでしょうか?
相棒はネコだけど、勝てるのでしょうか?
ちなみに、人を傷つける武器をもって戦うことはなく、痛さも流血もありません。
武器は「あなたの本の話」です。
本はなんのためにあるんですかね?
『神さまのカルテ』を書く、医師であり作家の夏川草介さん。
『本を守ろうとする猫の話』は、医療とは関係ない本なのですが、本=人間として読んでみると、医療に携わる夏川さんらしさが感じられます。
本が好きで、本をたくさん読む人におすすめの本です。
ファンタジーなのですが、どことなく哲学的な要素もあり、表紙の可愛らしさ、しゃべるネコのおもしろさからは想定外、ワクワクドキドキというよりも「う~ん、なるほど」と考えてしまう、読みごたえある物語です。
挑戦してみてください!
『本を守ろうとする猫の話』に登場する本
『ジャン・クリストフ』
『ナルニア国物語』
『自負と偏見』
『アドルフ』
『百年の孤独』
などなど
『図書室のはこぶね』
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【著者】名取佐和子
【出版社】実業之日本社
図書館・図書室・本屋さん・本好きへのおすすめポイント!
本の謎が教えてくれる「愛」
●あらすじ
学校図書館の本をめぐるほんわかミステリーと思いきや、意外な展開がまつ
●主人公
高校生コンビ
体育会系女子で図書員代打の百瀬と、図書委員の男子の朔太郎
学校の図書室には、利用する生徒たちの、いろいろな秘密も隠されています。
図書室に縁のなかったスポーツ少女が見つけたのは1冊の本『飛ぶ教室』の中にあったメモ!
その謎は解けるのか?!
謎に迫れば迫るほど、ただの図書室の本をめぐる不思議な出来事だった謎が、おどろきの衝撃に変わっていきます。
高校生たちの思い通りにいかない日々にイライラしながらも、なぜかすがすがしい青春に共感し、そして「人の愛」に涙する、山あり谷ありミステリーです。
本好きさんへのおすすめポイント
①オリジナル図書の検索システムが登場する
卒業生の天才ゲームクリエイターがつくったという、読み手の気分や目的に合わせておすすめの本が表示されるというもの。3回の3択を選ぶと、3万冊の蔵書からピッタリの本を教えてくれる
②巻末に、図書員の朔太郎くんおすすめ本リストあり
『教室に並んだ背表紙』
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【著者】相沢沙呼
【出版社】集英社
図書館・図書室・本屋さん・本好きへのおすすめポイント!
自分らしい本
●あらすじ
登場人物が繋がっている6つの連作短編集
本当の自分の姿や気持ちを、上手に表現できない女子中学生の物語
●主人公
女子中学生
図書委員のあおい、クラスになじめない凛奈、読書嫌いのあかね、マンガのなかの男の子に恋していた萌香、キラキラネームに悩む涙子、いじられる立場になった三崎さん
学校での自分は、本当の自分とは違うんだよな~と感じている人におすすめの本です。
小学高学年から中学生くらいになると、人から見られる自分が気になって、本当の自分らしさを見失いがちになってしまいます。
それが、ちまたでいう「思春期」ですよ。
いじめにあっていたり、クラスで孤立していたり、孤独を感じていたり、家族との意志疎通がうまくいっていなかったり、だれにも言えない自分の本当の気持ちを抱えていませんか?
『教室に並んだ背表紙』に登場する、思春期真っ只中にいる女子中学生の、揺れる心の気持ちに共感できる人がたくさんいるはずです。
そして「繊細な心をなんぞもっていないからな」と思っている人にも読んでほしい!
「いろんな人がいて、いろんな人の気持ちがあるんだ」と思えるようになるので、たくさんの人に読んでほしいです。
特に、女子の心がわからない男子にもおすすです。
短編を読むごとに変わる登場人物を読み解きながら、パズルのようにひとりひとりの人物像を想像し、つくりあげていく楽しさもあります。
そして、最後に「そうだったのか!」と驚きの展開もまっています!
『晴れた日は図書館へ行こう』
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【著者】緑川聖司
【出版社】ポプラ社
図書館・図書室・本屋さん・本好きへのおすすめポイント!
本にまつわる日常ミステリー勃発
●あらすじ
連作短編小説
本好きの女の子しおりちゃんの通う図書館で起こる、本にまつわる不思議な事件を解いていくミステリー
●主人公
本好きの小学5年生、茅野しおりちゃん
●その他情報
シリーズ化されている
本が人と人の気持ちをつなぐ心あたたまる物語!
小学生の茅野しおりちゃんは、憧れのいとこ、美弥子さんが司書をしている図書館へ通うのが日課の女の子です。
しおりちゃんは図書館へいくと、面白そうな本に出会える一方で、なぜか一緒にちょっとした事件にも遭遇してしまいます(笑)
本は読む楽しみもありますが、それだけじゃなく、人の気持ちを代弁してくれたり、人と人を結び付けてくれる力もあります。
そんな素敵な本の魅力が、心あたたまる物語を生み出しているのが、この本『晴れた日は図書館へ行こう』です。
本が好きになる一冊といっても過言ではありません!
作中に、実際に読むことのできる本が登場するので、どんどん本を読んでみたくなっちゃいます。
『君と読む場所』
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【著者】三川みり
【出版社】新潮社
図書館・図書室・本屋さん・本好きへのおすすめポイント!
本の自動販売機
●あらすじ
4つの連作短編集
中学生の人と本を結びつける!本好きさんたちの本への愛がつまった物語
●主人公
中高一貫校に通う中学3年生の男子、鈴川有季(すずかわゆうき)
●その他情報
『もってけ屋敷と僕の読書日記』の続編
残念ながら紙の本は中古本のみ Kindle版で読めます
本の自動販売機って何?!
100円入れると、おすすめ本が10冊セットで出てくる夢のような?自動販売機が登場します。
でも、実はこの自動販売機のからくりは……。
中学生の有季が、図書館での職場体験に一緒に実習する森田麻友や、ユニークな自動販売機をつくった老人の七曲さんなどと、本を通じて交流していきます。
人を元気づけ、人と人を結びつけ、人生をも変えてしまう。
この本『君と読む場所』を読んで、本がもつ不思議なパワーを体感してみてください
物語のキーになる本
●『さぶ』
●『ライ麦畑でつかまえて』
●『空白を満たしなさい』
●『さがしもの』
『図書室のキリギリス』
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【著者】竹内真
【出版社】双葉社
図書館・図書室・本屋さん・本好きへのおすすめポイント!
本の楽しさを共有する
●あらすじ
高校の図書室で働くことになった女性が、生徒と本と一緒に成長していく物語
●主人公
司書初心者の詩織
●その他情報
シリーズ化している
①『図書室のキリギリス』➡この本を紹介
②『図書室のピーナッツ』
③『図書室のバシラドール』
本が好きな人なら、本に囲まれた仕事って憧れます。
司書は、本好きさんには憧れの仕事ではないでしょうか?
司書は公共図書館だけではなく、学校にもいます。
学校司書(司書教諭)という仕事があるのです。
『図書室のキリギリス』は、学校司書(司書教諭)の仕事の楽しさや魅力、たいへんさといったリアルを教えてくれる本です。
離婚を経験し、友だちの紹介という安易な理由で学校図書室の司書になった司書初心者の詩織ですが、生徒とふれあい、本と接し、生徒たちと一緒に図書館の運営を始め、どんどん「司書」として成長していきます。
学校司書(司書教諭)になりたい!
と思うくらいに、図書室の魅力が満載です。
物語に登場する図書室の活動
●ブックマークコンテスト(好きな本におすすめキャッチコピーをつける)
●ブックトーク(語り手がおすすめの本を紹介する)
●ブックテーブル(読書会)
巻末に物語に登場する本リストあり
『図書室のピーナッツ』
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【著者】竹内真
【出版社】双葉社
図書館・図書室・本屋さん・本好きへのおすすめポイント!
なんちゃって学校司書さんの奮闘
●あらすじ
高校の図書室を舞台に広げられる、生徒と本を通して成長していく司書の物語
●主人公
高校の図書室で働く、資格を持っていない”なんちゃって司書”の詩織
●その他情報
シリーズ化している
①『図書室のキリギリス』
②『図書室のピーナッツ』➡この本を紹介
③『図書室のバシラドール』
『図書室のキリギリス』の、なんちゃって司書の詩織が司書の資格を目指す!
なんとなく高校図書室の司書となった詩織でしたが、どんどん司書の仕事に興味がわいてきます。
さらに、2年目の更新を間近に控え、生徒たちと相談しながら新しい企画を実施したり、自分で調べる知識を教えたり、高校生とともに本を巡る難問珍問に体当たりで挑んだりと、学ぶことがいっぱいの詩織の毎日にワクワク、ドキドキ。
そんななかで、私生活にも異変が!
市立図書館に勤める男性、山村さんと出会いが詩織の気持ちに変化をおこすのです。
前作の『図書室のキリギリス』から、図書室の魅力、司書の魅力、本の魅力、生徒たちと関わり合う教師としての魅力にどんどんハマっていく詩織が、さらにグレードアップしようと奮闘します。
本好きの図書室に集まる生徒たちや図書委員の生徒たちも、たくさんの本と出会い、成長していきます。
本から恋も生まれそう!で、ドキドキも楽しめます。
物語に登場する図書室の活動
●図書室ノート(図書室の利用者が自由に書きこめるノート)
物語に登場する本(巻末にリストあり)
『クローディアの秘密』
『ピーナッツ(スヌーピー)』
『ストーリー・ガール』
などなど
『お探し物は図書室で』
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【著者】青山美智子
【出版社】ポプラ社
図書館・図書室・本屋さん・本好きへのおすすめポイント!
不思議な司書のおすすめ本
●あらすじ
5編の連作短編集
不思議な司書、小町さゆりさんのおすすめ本をきっかけに、新しい明日へ前向きになる人たちの再生物語
●主人公
仕事や人生に行き詰まりを感じている5人
コミュニティハウスの図書室には、迫力ある司書さんがいるんです。
見た目はマシュマロマン、ベイマックス、『らんま1/2』の早乙女玄馬のパンダ、巨大な鏡餅と迫力満点!
だけど、悩めるひとたちは、なぜか本の相談だけでなく気づくと自分の悩みをも彼女に話してしまうのです……。
その司書の名は「小町さゆり」さん。
彼女のおすすめ本は、仕事や人生に行き詰まりを感じている人たちを再生させます!
自分でウジウジ悩んでいたことが、さゆりさんのおすすめ本をキッカケにして、気持ちが変化し、新しい世界が広がっていくのです。
「人と本との出会いは偶然であり必然!」という不思議な繋がりを感じる、読んでいて勇気、元気がもらえる物語です。
物語に登場する本
『ぐりとぐら』
『新装版 月のとびら』
『英国王立園芸協会とたのしむ 植物のふしぎ』
『ビジュアル 進化の記録 ダーウィンたちの見た世界』
『げんげと蛙』
などなど
『虹いろ図書館のへびおとこ』
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【著者】櫻井とりお
【出版社】河出書房新社
図書館・図書室・本屋さん・本好きへのおすすめポイント!
自分を支えてくれる本
●あらすじ
いじめで学校に行けなくなった少女が、学校のかわりに通い始めた図書館で知り合った人たちに支えられ成長していく物語
●主人公
小学6年生、火村ほのかちゃん
●その他情報
続編あり
「虹いろ図書館」シリーズになっている
もし、あなたがいじめられて学校へ行けなくなったらどうしますか?
物語の主人公、ほのかちゃんは学校に行けないことを家族にも言えず、家を毎日出ては図書館に通うようになるのです。
いじめられているのを、親に話すのって勇気がいりますものね。
ほのかちゃんのつらい毎日を助けてくれたのは、図書館司書の体の半分が緑色!司書イヌガミさん、同じように図書館に通っている少年、そしてたくさんの本でした。
いじめられっ子というと、おとなしくて、弱々しい子を想像するかもしれませんが、ほのかちゃんは、とにかく前向きで元気いっぱいで明るい子なので、暗い物語ではありません。
今の自分の立場で、どう生きていけばいいのかを、真正面から見て、自分で判断し、行動しているほのかちゃんは、カッコいいのです。
いじめっ子は弱いというイメージを、吹き飛ばしてくれます!
子どもにとって、学校でも家庭でもない、第3の場所が本に囲まれた図書館ってステキです。
ほのかちゃんが図書館で出会う本「この物語に登場する作品」
リストが巻末にある
『スイミー』
『ラチとらいおん』
『ドリトル先生』シリーズ
『ツバメ号とアマゾン号』
『指輪物語』
『グインサーガ』
などなど多数あり
『麦本三歩の好きなもの』
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【著者】住野よる
【出版社】幻冬舎
図書館・図書室・本屋さん・本好きへのおすすめポイント!
上手くいかない日も、好きな本があればいい
●あらすじ
連作短編5編
やさしい先輩、怖い先輩たちに育てられ、どうにか仕事を覚えていく、新人司書、麦本三歩のマイペースな日常物語
●主人公
大学図書館に勤める、麦本三歩
●その他情報
シリーズ化
続編「麦本三歩の好きなもの 第二集」あり
なんだか、まわりのみんなとペースが合わないな~と感じる時ありませんか?
相手にイライラしたり、自分にイライラしたりしちゃいますよね。
そんな時に、新人司書の麦本三歩のマイペースな毎日を読むと、なんだかイライラした自分がバカらしくなってきます。
生きていれば、楽しい日々もあれば、仕事で失敗する日、くやしい日、どうにもならない日もある。
でも「朝寝坊、チーズ蒸しパン、そして本。好きなものがたくさんあるから、毎日はきっと楽しい」という、麦本三歩の言葉に、やられました!
マイペースすぎる三歩だけど、生きるのに大切なことを知っている。
そう、好きなモノに囲まれて、毎日を楽しく過ごせるのって幸せということ。
あなたも、ただ好きな本に囲まれて毎日を過ごすのって幸せだったなと気づくはずです。
それにしても、こんなにも面倒見のいい先輩たちの揃う三歩の職場「大学図書館」って、うらやましすぎです。
『ぶたぶた図書館』
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【著者】矢崎存美
【出版社】光文社
図書館・図書室・本屋さん・本好きへのおすすめポイント!
ぶたぶたさんのセレクト本
●あらすじ
ぶたのぬいぐるみが、図書館のイベントで活躍するファンタジー物語
●主人公
山崎ぶたぶた
桜色の豚のぬいぐるみ(中身は中年男性)
●その他情報
「ぶたぶた」シリーズには『ぶたぶた本屋さん』もあり
本好きさんにはこちらもおすすめ
主人公の山崎ぶたぶたとは、いったい?
おかしな名前です。
しかも、体は桜色の豚のぬいぐるみで、身長はバレーボールくらいのサイズというのです。
でも彼は、人間の妻と娘ふたりがいる、仕事は優秀で、渋い声をもっている40代後半のおじさんなのです!
「なんだかよくわからない」と思ったら、さっそく『ぶたぶた』シリーズを読んでみてください。
『ぶたぶた』シリーズは、30冊以上発行されている大人気のシリーズ本なのです。(2024年7月現在)
山崎ぶたぶたは、料理人、お医者さん、書店経営者、カウンセラー、湯治場の宿の主人となり、いろんな職場に登場します。
今回は「ぬいぐるみおとまり会」を企画している図書館に、図書館界では伝説の男として登場するのですが、どんな活躍をしてくれるのでしょうか?
豚のぬいぐるみの山崎ぶたぶただからこそ、弱い人、困っている人の本音を上手に聞き出し、その人の気持ちに寄り添えるのです。
『ぶたぶた』シリーズは、不思議なファンタジー小説ですが、読み終えると、あったかい気持ちになれる物語です。
山崎ぶたぶたが気になった人は、原点の『ぶたぶた』をはじめに読むのがおすすめ。
その後は、どの本から読んでも『ぶたぶた』シリーズを楽しめます。
『ぶたぶた図書館』に登場する本
『トマシーナ』
『うろんな客』
『こんとあき』
『てつがくのライオン』
などなど
『本屋さんのダイアナ』
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【著者】 柚木麻子
【出版社】新潮社
図書館・図書室・本屋さん・本好きへのおすすめポイント!
友情の絆になる本
●あらすじ
連作短編小説
ダイアナの小学校時代から社会人になるまでの青春小説であり、ダイアナと彩子の友情物語
●主人公
本が大好きな女の子ダイアナ(大穴)
自分の名前が、だいっきらいという人いますか?
『本屋さんのダイアナ』の主人公、ダイアナは、自分の名前(大穴)が大嫌い。加えていうなら、金色に染められたバサバサの髪も自分をつくるすべてなにもかもが大嫌いなんです。
そんなダイアナは「本」がキッカケでで、自分とはまったく正反対の環境で育った女の子、彩子と親友になります。
「本」を通じて親友になるなんて
本好きにはたまらない物語展開!うらやましすぎます。
ダイアナは新しい友達との付き合いを通じて、自分だけではなく、周りの大人や、友達も、誰もが悩みを抱えていることに気づきます。
新しい友達は、「本」以上にダイアナを変えてくれるのです。
「自分を受け入れた時、初めて自分を好きになれる!」
読んでいる間ず~と”温かな心”を感じられるステキな本です。
他の人の生き方が、うらやましくて仕方ない人におすすめです。
『本屋さんのダイアナ』に登場する本
『大草原の小さな家』
『若草物語』
『赤毛のアン』
『おちゃめなふたご』
『ライ麦畑でつかまえて』
『ジェーン・エア』
『悲しみよ こんにちは』
『長くつ下のピッピ』
『父の詫び状』
『幻の朱い実』
などなど
【入試出題本】図書館・図書室・本屋さんの小説 小学高学年・中学生におすすめリスト
入試出題本から厳選した、中学生・高校生におすすめ、本好き仲間に出会える、本好きさんの憧れ!図書館・図書室・本屋さんの小説本を紹介しました。
気になる本があったら、どんどん読んでみてね。
本を守る!戦い
本の謎が教えてくれる「愛」
自分らしい本
本にまつわる日常ミステリー勃発
本の自動販売機
本の楽しさを共有する
なんちゃって学校司書さんの奮闘
不思議な司書のおすすめ本
自分を支えてくれる本
上手くいかない日も、好きな本があればいい
ぶたぶたさんのセレクト本
友情の絆になる本
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