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美術・アートの世界!絵を描くのが好きな中学生・高校生におすすめ小説・エッセイ本10冊以上

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2025年3月29日更新しました

芸術やアートを通じて新しい世界を知ってみませんか?

絵画といったアート作品がただの「物」ではなく、その作品がもつ想いや歴史を知ると、もっともっと美術やアートを見る楽しさが味わえます。

中学入試や高校入試でも、美術やアートに関係した物語がたくさん出題されています。

中学・高校受験出題本はとにかくおもしろい!
国語の専門家である国語の先生たちが選んだ本はどれも失敗なし!なのです。

『あの空の色がほしい』

アート・芸術ポイント

絵画
絵を描く

この本は私のなかでは、2025年度入試出題本お気に入りナンバーワンの小説です。

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【著者】蟹江杏
【出版社】河出書房新社

●あらすじ
近所にステキな名前の美術教室をみつけた小学4年生の少女マコちゃん。

絵を描くことが大好きな少女はその教室に通うことにするのだが……。

先生は見た目”怪しげな”、教え方”普通じゃない”おっさんだった!!

クラスメイトと自分との考え方や行動にギャップを感じながらも、自分の好きなこと、絵を描くことで自分を表現できることを知る少女の成長物語。

●その他情報
作者の蟹江杏さんは画家として活躍しています。

おすすめポイント
あなたの好きなこと(もの)は何ですか?と聞かれたらすぐに答えられますか?

好きなことを貫くには、イヤなこと、辛いこと、悲しいことも経験するはず……。

それでも、好きなことをすればするほど、もっともっと好きになる楽しさや、興奮、ワクワクがたくさんつまった物語です。

自分の好きなことで、自分の生き方を自分色に染めてみませんか?

入試出題情報

2025年度、久留米大付属中学校で出題された

☟蟹江杏さんのインスタグラムより

久留米中学校入試で出題された部分は。

マコちゃんが図画工作の時間に絵を描いたあと、先生から話があると呼ばれるシーンでした。

『赤と青とエスキース』

アート・芸術ポイント

絵画
エスキース(下書き)

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【著者】青山美智子
【出版社】PHP研究所

●あらすじ
連作短編集

おどろきの物語展開にまどわされる!

いつものやさしさあふれる青山美智子作品とは一味違う!

物語のキーになるのは、メルボルンの若手画家が描いた一枚の「絵画(エスキース)」

30数年にわたる「絵画」の奇跡の物語、そして愛の物語です。

おすすめポイント
この本については、詳しいことを話したくはないのです。
実際に読んでビックリしてほしいから(笑)

入試出題情報

2022年度、東京都の公立高校入試で出題された
出題短編:「東京タワーとアーツ・センター」

『線は、僕を描く』

アート・芸術ポイント

水墨画

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【著者】砥上裕將
【出版社】講談社

主人公
2年前に突然の交通事故で両親を亡くしてから生きる気力を失っている大学1年生の青山霜介(あおやまそうすけ)

●あらすじ
偶然のめぐりあわせで水墨画の巨匠篠田湖山の内弟子になってしまう霜介は、まったく未経験の水墨画の世界を知ることで、どんどん生きる気力を取り戻していきます。

白と黒の水墨画から感じられる生命力がスゴイ!
水墨画の魅力があふれる、ひとりの大学生の蘇生・成長物語です。

その他情報
続編あり『一線の湖』

おすすめポイント
水墨画についてまったく知らなくても大丈夫。
水墨画、芸術の世界の美しさと醜さに、あっという間にひきこまれます。

入試出題情報

2020年度、山梨県の公立高校入試で出題された
2024年度、吉祥女子中学校の中学入試で出題された

『線は、僕を描く』映画化情報

2022年映画化
●主演:横浜流星

『一線の湖』

アート・芸術ポイント

水墨画

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【著者】砥上裕將
【出版社】講談社

●あらすじ
横浜流星さん主演で2022年映画化された水墨画物語『線は、僕を描く』の第2弾!

大学1年生のとき偶然出会った水墨画の世界に魅了された霜介。
大学3年生になった霜介の悩みはこれからの進路。

卒業後、水墨画の世界で生きるのか、それとも別の生き方を見つけるのか。

葛藤しながらも、さらに成長していく霜介の青春物語。

入試出題情報

2025年度、神奈川県・茨城県・長野県の公立高校入試で出題された

おすすめポイント
今までびっくりするほど順調にいっていたことなのに……。
突然スランプに陥ったらどうしますか?


将来に悩む人におすすめ本です

ラスト、霜介の選んだ道をどう思うか?だれかと語りたくなります。

『常設展示室』

アート・芸術ポイント

絵画
ピカソ、フェルメール、ラファエロ、ゴッホ、マティス、東山魁夷
といった美術館に展示されている実在の名作

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【著者】原田マハ
【出版社】新潮社

あらすじ
アートや美術館をテーマにした1話ごとの短編集

美術館で働く人たちが、仕事を通じて、さまざまな作品やアーティストとの出会いを経験しながら、自分自身を見つめ直していく物語。

名作のもつ歴史と人々の想い、そして人の心を動かすパワーが感じられ、絵画を鑑賞する楽しさを味わえます。

おすすめポイント
美術館の裏側や、作品に込められた思いを知り、アートの楽しさや深さを感じます。

入試出題情報

2020年度、淑徳与野中学校の中学入試で出題された
出題短編:「群青」

『君を描けば嘘になる』

アート・芸術ポイント

絵画
美術教室

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【著者】綾崎隼
【出版社】KADOKAWA

●あらすじ
連作短編集

「天才」と「秀才」はどちらが優れているのか?

互いの才能を認め、共に創作し美大に進んだ男女二人に事故が襲う!

過酷な運命が待ち受けていたふたりの青春物語。

おすすめポイント
ミステリー要素やドラマティックな展開もあり!
繊細な感情や、青春の痛々しさと美しさ、人としての成長が書かれた読みごたえありの一冊です。

入試出題情報

2022年度、頴明館中学校の中学入試で出題された

『ピカソになれない私たち』

アート・芸術ポイント

絵画
東京美術大学油絵科が舞台

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【著者】一色さゆり
【出版社】幻冬舎

●あらすじ

アートや美術の世界に足をふみいれただれもが思う疑問があります。
「才能とは何か」「天才はいるのか?」

美大に通う同じゼミ生の男女4人。
絵を描くことが好きだけれども、自分のスタイルや表現方法に悩み中。

仲間から「才能をみせつけられる」こともあり。

さて彼らは「自分らしさ」をどう見つけるのでしょうか。

おすすめポイント
自分の才能や現実との折り合いに葛藤しながらも、アートと生きる学生の楽しさと辛さの日々を書き出しています。

入試出題情報

2021年度、山形県、埼玉県公立高校入試で出題された

『すきだらけのビストロ うつくしき一皿』

アート・芸術ポイント

芸術と食のコラボレーション
絵画、ピアノなど

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【著者】冬森灯
【出版社】ポプラ社

●あらすじ
連作短編集

「芸術」のある場所に期間限定で現れる不思議なビストロが舞台!

猫ぽいギャルソンと、シロクマのようなコックがいるキッチンカーで提供されるおいしい料理と、素敵な芸術のコラボ物語。

「失敗を恐れなくても大丈夫」
「人は変わます」
おいしい食事と心に残るアートや美術が、悩める人の背中をそっと押してくれる心温まる物語です。

おすすめポイント
食と芸術が、人の生き方や考え方を変えてくれる、ステキな体験が本を通してできます!
ギャルソンとコックのふたりには秘密があったりと、ちょっとした謎もあります

入試出題情報

2024年度、聖光学院中学校の中学入試で出題された
出題短編:「マエストロのプレジール」

『浅田家』

アート・芸術ポイント

写真

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【著者】中野量太
【出版社】新潮社

●主人公
会社員の浩介

●あらすじ
事実に基づく物語

「家族」って難しいですよね。
関係は日常の中で身近でありながら、ときに複雑に感じる。

そんな家族を写真で撮ってみたら……。
写真を通じて知る「家族の絆」や「人とのつながり」が見えてくる!

家族写真のおもしろさを知った主人公の浩介は、家族写真を撮り続け、さまざまな人々と触れ合いながら人生の喜びや悲しみ、人と人との絆を知り成長していく物語です。

おすすめポイント
写真で自己表現をする楽しさ!

フィルターを通してだからこそ気づく相手の想い、そして、自分の想いがあるのって信じられますか?

入試出題情報

2022年度、森村学園中学校の中学入試で出題された

『浅田家』映画化情報

2020年映画化
●主演:二宮和也

『リーチ先生』

アート・芸術ポイント

陶芸(民藝)

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【著者】原田マハ
【出版社】文藝春秋社

●主人公
イギリスの陶芸家バーナード・リーチ(1887ー1979)
実在した人です

あらすじ
日本に来日し、長年日本に住み、日本の陶芸に深く関わり、日本の文化人たちと交流を深めたバーナード・リーチの生涯を書いた作品です。

大正時代の日本を舞台にし、リーチとその弟子たち、そして当時の文化人たちとの出会いや交流が物語の軸となっていますが。

なによりも、陶芸家バーナード・リーチの人柄や信念、そして異文化の中で挑戦を続けた芸術への情熱がみなぎる感動的な物語なのです。

おすすめポイント
陶芸に真正面から向き合い、生涯をかける。
そんなリーチ先生の生き方がカッコイイです。

入試出題情報

2021年度、星野学園中学校の中学入試で出題された
2024年度、都立国分寺高校の高校入試で出題された

『活版印刷三日月堂 雲の日記帳』

アート・芸術ポイント

活版印刷

活版印刷とは
手作業で、活字を一つ一つ並べて版を組み、インクをつけて刷るもの 文字の”にじみ”や”揺らぎ”がひとつひとつ異なるのが「味」となっています。

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【著者】ほしおさなえ
【出版社】幻冬舎

●主人公
弓子、28歳 
川越にある小さな活版印刷所「三日月堂」を営む

●あらすじ
連作短編集

レトロな活版印刷所を舞台にした温かく心に響く物語です。

様々な悩みや想いを抱えた登場人物たちが活版印刷を通じて自分を見つめ直し、勇気をだして一歩踏み出す物語に感動、そして励まされます。

その他情報
シリーズ化している(全6巻)

おすすめポイント
昔ながらの手作業の温かみを感じられる活版印刷の技術とともに、心にすっと染み入るような柔らかく、優しい文章が心を癒してくれます。

入試出題情報

「活版印刷三日月堂」シリーズのうちの4冊目『活版印刷三日月堂 雲の日記帳』が、2021年度、日本大学藤沢中学校の中学入試で出題された
出題短編:「街の木の地図」

さくらももこ『おんぶにだっこ』

アート・芸術ポイント

漫画・コミックアニメ
『ちびまる子ちゃん』

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【著者】さくらももこ
【出版社】集英社

●さくらももこさんとは?
1965ー2018年
コミック「ちびまる子ちゃん」の作者
初エッセイ『もものかんづめ』がベストセラーになった

●あらすじ
百恵ちゃんが大好きで、ちょっとなまけもので、おじいちゃんと仲良しで、緑茶を愛するという渋い面をもつ小学3年生のまるちゃん。

そんなまるちゃんの幼年期とは?

「まる子」以前の出来事、その頃の気持ちを綴った、さくらももこ自伝エッセイです。

おすすめポイント
自分の小さなころのエピソードって、ちょっと恥ずかしいと思いませんか?

そんな、あなたのなつかしい幼年期を思い出すエピソードがあるかも。


笑えて、心がほんわり。
”まるちゃん”が大好きになります。

入試出題情報

2021年度、昭和女子大学付属昭和中学校の中学入試で出題された
出題エッセイは「上松君のランドセル」

『ガラスの地球を救え: 二十一世紀の君たちへ』

アート・芸術ポイント

漫画・コミック・アニメ

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【著者】手塚治虫
【出版社】光文社

手塚治虫とは?
1928ー1989年
漫画家、アニメ監督、医師
戦後日本で漫画の第一人者として活躍
代表作は『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』など
【参考:手塚治虫Wikipedia】

●あらすじ
日本の漫画界に巨匠として君臨するレジェンドが手塚治虫といっても過言ではないはず!

そんな手塚治の、いじめにあっていた少年時代や、今だから話せるさまざまな体験をした戦争中の出来事など自身の過去から未来の予測が書かれエッセイです。

手塚治虫が、子どもたちに伝えたいこととは?

入試出題情報

(少し前の)2014年度、センター試験の日本史Bで出題された

おすすめポイント
この本が発売された1996年に、今の現代社会を見ていたかのような内容にビックリです!

手塚先生、さすがです。

手塚治虫さんの先見の目、未来を創造する力に圧倒されてみませんか。

美術・アートの世界!おすすめ小説・エッセイ本リスト

絵画・絵を描く

絵画(エスキース)

水墨画

水墨画
『線は、僕を描く』の続編

絵画(美術館に展示してある名作)

絵画(美術教室)

絵画(美大のゼミ)

食と芸術(アート、音楽など)のコラボ

写真

陶芸(民藝)

活版印刷

漫画家さくらももこさんのエッセイ

漫画家手塚治虫さんのエッセイ

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