作者がどんな人か、どんな顔の人かを知っていると本に興味がわいてくると思いませんか?
実は、テレビでお馴染みの有名人たちが書いた本も入試問題で多く出題されています。
テレビでみるだけではわからない!
有名人たちの「秘密」や、生き方、考え方がつまった本を紹介します。
せっかく本を読むなら、入試に出た本を読んでみませんか?
このブログでは、中学入試・高校入試で出題された本のなかから選んでいます。なぜなら……。

中学・高校受験出題本はとにかくおもしろい!
国語の専門家である国語の先生たちが選んだ本はどれも失敗なし!なのです。
- 池上彰『学び続ける力』
- 池上彰『なぜ世界を知るべきなのか』
- 齋藤孝『読書する人だけがたどり着ける場所』
- 齋藤孝『日本語力で切り開く未来』
- 中野信子『「バイアス社会」を生き延びる』
- 真山仁『“正しい”を疑え!』
- 隈研吾『建築家になりたい君へ』
- 角野栄子『「作家」と「魔女」の集まっちゃった思い出』
- 黒柳徹子『続窓ぎわのトットちゃん』
- 為末大『熟達論:人はいつまでも学び、成長できる』
- 川島隆太『スマホ依存が脳を傷つける デジタルドラッグの罠』
- 若田光一『一瞬で判断する力――私が宇宙飛行士として磨みがいた7つのスキルによる』
- 羽生善治『人工知能の核心』
- YOASOBIとのコラボ『はじめての』
- さくらももこ『おんぶにだっこ』
- 「テレビで見たことある!」有名人が書いたおすすめ本【入試出題本】
池上彰『学び続ける力』

池上彰さんとは?
ジャーナリスト
毎日のようにテレビで見る大活躍の人
政治から国際情勢、社会のあれこれ問題などなどを、わかりやすく教えてくれる
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【著者】池上彰
【出版社】講談社
●あらすじ
テレビで見る池上さんの圧倒的な知識量に驚きませんか?
たくさんのことに興味をもち物知りな池上さんが、何を大切にして、どうやって知識を深めてきたのかを教えてくれます。

おすすめポイント
池上さんの知識量や、知識を伝える力の秘訣を知りたい人におすすめです。
2023年度、長崎県の公立高校入試で出題された
池上彰『なぜ世界を知るべきなのか』
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【著者】池上彰
【出版社】小学館
●あらすじ
島国の日本だからこそ、他の世界を知るべき!
内に内にこもりがちになっていると言われる日本の若者たちに「世界」をみてほしいと伝えてくれる本です。
日本の常識が世界の常識ではない。
世界から見た日本とは?
世界基準で考えられる人になりたいと思ったら、まず読んでみてほしいです。

おすすめポイント
今の生活が窮屈だなと思っている人におすすめの本です。
2022年度、群馬県の公立高校入試で出題された
齋藤孝『読書する人だけがたどり着ける場所』

齋藤孝さんとは?
教育学者
テレビのニュース番組にコメンテータとして出演している
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【著者】齋藤孝
【出版社】SBクリエイティブ
●あらすじ
ネットで読むことと、読書の違いは何か、わかりますか?
ネット時代にどうして活字の本を読まなくちゃいけないんだろか?と思っている人におすすめの本です。
読書がもたらしてくれるメリットや楽しみ、読書の幅を広げてくれるコツや方法を教えてくれます。

おすすめポイント
本を読むのが好きな人には、新しい読書の世界を広げてくれる本です。
2023年度、成蹊大学中学校の中学入試で出題された
2020年度、長野県の公立高校入試で出題された
齋藤孝『日本語力で切り開く未来』
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【著者】齋藤孝
【出版社】集英社インターナショナル
●あらすじ
日本語を使いこなそう!
当り前のように話して、書いている”日本語”ですが、その日本語であなたの言いたいことは伝えられていますか?
自分の考えや思いを自分の言葉で表現する方法がわかる本です。

おすすめポイント
思ったことが伝わらないな、どうしたら上手く伝えられるかなと思っている人におすすめの本です。
2021年度、長崎県の公立高校入試で出題された
中野信子『「バイアス社会」を生き延びる』

中野信子さんとは?
脳科学者
テレビのニュース番組にコメンテータとして出演している
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【著者】中野信子
【出版社】小学館
●あらすじ
「ニュースをみるたびに不安になる」という人におすすめの本です。
不安にさせるニュースの情報って正しいのか考えたことがありますか?
実は人間の脳は、わかりやすいものや都合のいいものを選んでしまう傾向にあるというのです。
「脳」の特性を知りながら、柔軟な考え方を教えてくれます。

おすすめポイント
不安はもしかしたら自分が生み出しているのかも!?
2024年度、山脇中学校の中学入試で出題された
真山仁『“正しい”を疑え!』

真山仁さんとは?
小説家
テレビ番組「日経スペシャル ブレイクスルー」(経済報道番組)の
キャストをしている
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【著者】真山仁
【出版社】岩波書店(岩波ジュニア新書)
●あらすじ
「自分はぜったいに正しい」
「自分は間違っているのかも」
SNSをみるたびに不安と不信に陥っていませんか?
何を信じ、何をよりどころにすればよいのか?
自分を信じて、自分らしく生きるためのヒントを教えてほしいと思いませんか?
交渉の考え方や、推理力を高める方法など実際の生活に役立つことが書かれています。

おすすめポイント
「心のよりどころ」が欲しい人に読んでほしい本です。
2024年度、青山学院中等部、桜美林中学校、鷗友学園女子中学校など多数の中学入試で出題された
☟真山さんのテレビ番組の紹介
隈研吾『建築家になりたい君へ』

隈研吾さんとは?
建築家
木材を使う建築が有名
国立競技場、高輪ゲートウェイ駅の設計をした
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【著者】隈研吾
【出版社】河出書房新社
●あらすじ
あなたの家は、学校はただの建物ですか?
建築物とは、あなたにとってどんなものかを考えたことってありますか?
有名建築家、隈研吾さんの半生をたどりながら、隈さんの建築への考え方を語ってくれます。

おすすめポイント
将来どんな仕事をしようかなと思ったときに読んでほしい本です。
2024年度、普連土学園中学校の中学入試で出題された
角野栄子『「作家」と「魔女」の集まっちゃった思い出』

角野栄子さんとは?
作家
「魔女の宅急便」「アッチコッチソッチのちいさなおばけシリーズ」が有名
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【著者】角野栄子
【出版社】KADOKAWA
●あらすじ
『魔女の宅急便』を見たことがありますか?
魔女になりたての少女キキと、しゃべる黒猫ジジと一緒に知らない町で魔女として一人立ちするジブリ映画。
あの原作を書いたのが角野栄子さんです。
あんなにおもしろい物語は、どうやってうまれるんだろうか?と思ったら、ぜひ読んでみてください。

おすすめポイント
角野栄子さんがかわいくてカッコイイ魔女に見えてきます(笑)。
2020年度、奈良県の公立高校入試で出題された
黒柳徹子『続窓ぎわのトットちゃん』

黒柳徹子さんとは?
タレント
愛称はトットちゃん
テレビ番組「徹子の部屋」は長寿番組として有名
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【著者】黒柳徹子
【出版社】講談社
●あらすじ
①『窓ぎわのトットちゃん』
トットちゃんのトモエ学園編
戦争が近づいてきているなかで、トットちゃんがユニークな教育のトモエ学園で、個性的なお友達とともに、のびのび成長していく
②『続 窓ぎわのトットちゃん』
好奇心旺盛なトットちゃんの青春編
戦争が始まりどんどん激化していく中、トットちゃんが過ごした青森での疎開先生活とは。
戦後、女学校や音楽学校の思い出や、NHKの専属女優になったけれど個性が強すぎて上手くいかない波乱万丈の日々

おすすめポイント
学校や家が窮屈だなと思っている人におすすめです。
『続 窓ぎわのトットちゃん』
2024年度、久留米大付属中学校の中学入試で出題された
為末大『熟達論:人はいつまでも学び、成長できる』
ワラーチを体験してから、こんなところに行きつきました https://t.co/mqKh6VmbgL
— 爲末大 Dai Tamesue (@daijapan) January 29, 2025

為末大さんとは?
「400mハードル」日本記録保持者
スポーツコメンテーター・指導者など
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【著者】為末大
【出版社】新潮社
●あらすじ
勉強でもスポーツでも、やってもやっても結果がでないと思ったことありませんか?
じゃあ、どうすればいいのか?
技能を極めるなら、AIのほうが人間より優秀なのだろうか?
400メートルハードル競技を極めた為末さんが、競技・人生との向き合い方を教えてくれます。

おすすめポイント
結果を出した人の行動、考え方を知りたいと思った人におすすめです。
2024年度、海城中学校の中学入試で出題された
川島隆太『スマホ依存が脳を傷つける デジタルドラッグの罠』

川島隆太さんとは?
脳科学者
「脳を鍛えるドリル」が有名
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【著者】川島隆太
【出版社】宝島社
●あらすじ
スマホのない生活なんて考えられない!
スマホの着信に気をとられている人。暇さえあればスマホを見ている人。
集中力や論理的思考力の低下が心配されると科学的に警告されたら、どうしますか?

おすすめポイント
もう、スマホにふりまわされない!
上手にスマホとつき合っていきたい人におすすめです。
2024年度、田園調布学園中等部の中学入試で出題された
若田光一『一瞬で判断する力――私が宇宙飛行士として磨みがいた7つのスキルによる』

若田光一さんとは?
宇宙飛行士
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【著者】若田光一
【出版社】日本実業出版社
●あらすじ
国際宇宙ステーションで、いろいろな国の人たちと過ごし仕事をしたなかで、若田さんが実感した大切なことを教えてくれます。
国籍、文化、宗教、そしてひとりひとりが違う人たちとともに生きるコツはなんだと思いますか?
「想像する」「学ぶ」「決める」「進む」「立ち向かう」「つながる」「率いる」という7つのキーワードからその答えを教えてくれます。

おすすめポイント
悩み、苦しんだエピソードも書かれています。
人間関係の難しさに悩んだことのある人におすすめの本です。
2024年度、頴明館中学校の中学入試で出題された
羽生善治『人工知能の核心』
坂口健太郎さんと写真を撮る機会に恵まれました。背がスラリと高く、驚くほど小顔。柔らかで静かで、ミステリアスな空気を纏う素敵な俳優さんでした。
坂口さんの天才棋士役を拝見するのが楽しみです。#柚月裕子 #盤上の向日葵 pic.twitter.com/x456sjwmFv— 羽生善治 (@yoshiharuhabu) January 29, 2025

羽生善治さんとは?
将棋棋士
1996年、将棋界で初の全7タイトルの独占を達成した
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【著者】羽生 善治
【著, 編集】 NHKスペシャル取材班
【編集】羽生善治
【出版社】NHK出版
●あらすじ
あなたは、人口頭脳AIに勝てますか?
と聞かれたら、自信をもって「勝てます!」と言える人いますか?
天才といわれる羽生さんが人工知能とは何かに真正面からぶつかって考えていきます。
ああ、一流の人ってこんな考え方をするんだと人工頭脳のすごさとともに羽生さんの思考力にも感動します。

おすすめポイント
将棋の世界を飛び出し、いろいろなことに詳しい羽生さんがカッコイイ!
人間と人工頭脳の共存を考えるキッカケになる本です。
2023年度、東京都市大学等々力中学校の中学入試で出題された
YOASOBIとのコラボ『はじめての』

YOASOBI
とは?
音楽ユニット
2019年に、ソニーミュージックが運営する小説&イラスト投稿サイト「monogatary.com」に投稿された小説を楽曲化するプロジェクトから誕生した
【引用:Wikipediaより】
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【著者】島本理生、辻村深月、宮部みゆき、森 絵都
【出版社】水鈴社
●あらすじ
”YOASOBI”とコラボレーションした人気作家4人の小説集です。
小説のテーマは「はじめて〇〇したときに読む物語」
①島本理生
「私だけの所有者」ーはじめて人を好きになったときに読む物語
➡コラボ楽曲YOASOBI「ミスター」
②辻村深月
「ユーレイ」ーはじめて家出したときに読む物語
➡YOASOBI「海のまにまに」
③宮部みゆき
「色違いのトランプ」ーはじめて容疑者になったときに読む物語
➡YOASOBI「セブンティーン」
④森絵都
「ヒカリノタネ」ーはじめて告白したときに読む物語
➡コラボ楽曲YOASOBI「好きだ」
2023年度、成蹊大学中学校の中学入試で出題された
出題短編:森絵都「ヒカリノタネ」ーはじめて告白したときに読む物語
さくらももこ『おんぶにだっこ』

さくらももこさんとは?
1965ー2018年
まんが「ちびまる子ちゃん」の作者
初エッセイ『もものかんづめ』がベストセラーになった
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【著者】さくらももこ
【出版社】集英社
●あらすじ
百恵ちゃんが大好きで、ちょっとなまけもので、おじいちゃんと仲良しで、緑茶を愛するという渋い面をもつ小学3年生のまるちゃん。
そんなまるちゃんの幼年期とは?
「まる子」以前の出来事、その頃の気持ちを綴った、さくらももこ自伝エッセイです。

おすすめポイント
自分のなつかしい幼年期を思い出すエピソードがあるかも?しれません。
2021年度、昭和女子大学付属昭和中学校の中学入試で出題された
出題エッセイは「上松君のランドセル」
「テレビで見たことある!」有名人が書いたおすすめ本【入試出題本】
池上彰【ジャーナリスト】
齋藤孝【教育学者】
中野信子【脳科学者】
真山仁【小説家】
隈研吾【建築家】
角野栄子【小説家】
黒柳徹子【タレント】
為末大【アスリート】
川島隆太【脳科学者】
若田光一【宇宙飛行士】
羽生善治【将棋棋士】
YOASOBIとのコラボ小説【音楽ユニット】
さくらももこ【漫画家】
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