「朝読書時間に何読もう?」と悩んでいたら、高校入試で出題された本はどうでしょうか?
実は、高校入試で出題される「国語」の本はびっくりするほど魅力的なんです!
今年も期待を裏切らずに「おもしろい」「感動する」本が多く出題されました。
そんな高校入試で出題された本のなかから、中学生・高校生におすすめ本(小説・物語)を紹介します。
せっかく本を読むなら、入試に出た本を読んでみませんか?
このブログでは、中学入試・高校入試で出題された本のなかから選んでいます。なぜなら……。

中学・高校受験出題本はとにかくおもしろい!
国語の専門家である国語の先生たちが選んだ本はどれも失敗なし!なのです。
『ヒカリノオト』

2025年度、埼玉県・群馬県の公立高校入試で出題
埼玉県出題短編:「マホウノオト」高校3年生
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【著者】河邉徹
【出版社】ポプラ社
●あらすじ
ひとりのミュージシャンの音楽でつながる連作短編集
音楽が自分を助けてくれたことってありますか?
その音楽を聴くだけで、あのときのことを思いだす。
その音楽を知れば知るほど、自分のことのように思える。
その音楽をだれかと共有すれば、仲間として心が通じ合える。
その音楽を聴けば、勇気づけられる。
音楽の不思議なパワーを感じる小説です。

おすすめポイント
音楽が好きな人にぜひ読んでほしい。
音楽に励まされた経験がある人、音楽のすごいパワーを知っている人なら共感できるはず。
好きな歌手がいる人、思い出の曲・おきにいりの曲がある人におすすめです
『一線の湖』

2025年度、神奈川県・茨城県・長野県の公立高校入試で出題
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【著者】砥上裕將
【出版社】講談社
●あらすじ
横浜流星さん主演で2022年映画化された水墨画物語『線は、僕を描く』の第2弾!
大学1年生のとき偶然出会った水墨画の世界に魅了された霜介。
大学3年生になった霜介の悩みはこれからの進路。
卒業後、水墨の世界で生きるのか、それとも別の生き方を見つけるのか。
葛藤しながらも、さらに成長していく霜介の青春物語。

おすすめポイント
将来に悩む人におすすめです。
ラスト、霜介の選んだ道をどう思うか?だれかと語りたくなります。
☟前作の『線は、僕を描く』はこちら
前作『線は、僕を描く』
2020年度、山梨県の公立高校入試で出題された
2024年度、吉祥女子中学校の中学入試で出題された
☟『線は、僕を描く』は主演:横浜流星さんで2022年映画化されています。
『墨のゆらめき』

2025年度、千葉県の公立高校入試で出題
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【著者】三浦しおん
【出版社】新潮社
●あらすじ
老舗ホテルで働く実直な男、続(つづき)と、
自由奔放な書道家(イケメン)、遠田。
なにもかもが正反対の男ふたりの、友情×お仕事物語。
続(ツヅキ)と遠田、あまりにも正反対のふたりは素直にお互いを認め合えるようになるのか!

おすすめポイント
笑いあり、涙あり、感動あり。
「小説っておもしろいな~」と実感できる本です!
2024年度、海城中学校の入試で出題された
『リカバリー・カバヒコ』

2025年度、東京都立国立高校の公立高校入試で出題
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【著者】青山美智子
【出版社】光文社
●あらすじ
連作短編集
公園に設置されているカバのアニマルライド「リカバリー・カバヒコ」の伝説の力を借りながら?前向きになる人たちの物語。
「リカバリー・カバヒコ」の伝説とは?
そのパワーはいかほどか?

おすすめポイント
気分が落ち込んでいるときや、自信を失っている時って何かにすがりたいと思いませんか?
それがウワサであろうと、都市伝説であろうと、心のよりどころが欲しい。
そんなときに読んでほしいこの本。
気持ちから元気になりたい人におすすめです。
涙したり、励まさたり、心が優しくなったり、元気になったり、読んでいる人もリカバリーしてくれます。
「すごいぞ、カバヒコ」パワーを体験してみてください。
2024年度、甲陽学院中学の中学入試で出題された
出題短編:「勇哉の足」
『ステイ! ぼくとシェパードの5カ月の戦い』

2025年度、岩手県・富山県の公立高校入試で出題
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【著者】青谷真未
【出版社】早川書房
●あらすじ
幼い頃に両親を事故で亡くし、伯母夫婦に引き取られた善治。
嫌われないように暮らしていた善治は、従兄からお願いで引退した元警察犬”アレックス”を預かることに。
実は、善治は犬嫌いなのだが……。
しかもどうやら、アレックスの引退には秘密があるみたい……。
アレックスとの暮らしは、善治を変えるのか?

おすすめポイント
犬アレックスの可愛さにもだえます!
犬が好きな人には、むちゃくちゃおすすめ。
もっと強い自分になりたい!と思っている人にもおすすめです
『アオナギの巣立つ森では』

2025年度、東京都・静岡県の公立高校入試で出題
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【著者】にしがきようこ
【出版社】小峰書店
●あらすじ
児童書
ごく普通の小学6年生のあおば。
家業の刀鍛冶に憧れ、女性刀匠を夢同じクラスのちょっと変わった雰囲気をもつ女子、成沢梛見る梛。
オオタカのヒナをみつけ仲良くなったふたりは、ヒナの成長を見守ろうと約束するのだが……。
奥多摩の自然のなかで、ヒナの成長とともに、小学生が未来をみつめ歩き出す成長物語。

おすすめポイント
自然が大好きな人はもちろん、逆に自然のなかでの暮らしが想像できない都会で暮らす人におすすめです。
『中野「薬師湯」雑記帳』

2025年度、東京都立青山高校の高校入試で出題
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【著者】上田健次
【出版社】朝日新聞出版社
●あらすじ
連作短編集
大学に入学するため上京した手塚蓮が住み込んだ場所は。
3人の若者が暮らす、中野にある銭湯「薬師湯」!
レトロ感がある中野の街を舞台に、人情たっぷりの人とのふれあいに心が温かくなる。
蓮を含めた若者の4人の青春物語。

おすすめポイント
温かい”いやし”を求めていたら、ぜひ読んでほしいです。
将来にモヤモヤした気持ちをもっている人にもおすすめ。
銭湯やお風呂が好きな人、人との温かいふれあいが好きな人も楽しく読める小説です。
『透明なルール』

2025年度、埼玉県(追試)の公立高校入試で出題
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【著者】佐藤いつ子
【出版社】KADOKAWA
●あらすじ
児童書
しっかりもので成績優秀な中学生・優希は、家でも学校でも”言いたいこと”が言えないし、本当の自分を隠している。
なぜ?なのかといえば、「周りからどう思われるか」が怖いから。
生きづらさを感じる優希が、自分を縛っているものに気づく!
いったいそれは何だったのか?
そして、それに打ち勝つことはできるのか?

おすすめポイント
あなたは、みんな同じが居心地いい?
それともみんな同じじゃないといけないプレッシャーを感じてる?
先生にほめられるのがイヤ
勉強、運動ができるのがイヤ
とにかく、目だたないで、みんなと同じでいたいと思っている人いませんか?
自分は本当はどうしたいのか?と考えてしまったことがある人におすすめの本です
『春のほとりで』

2025年度、栃木県の公立高校入試で出題
出題短編:「真白のまぼろし」
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【著者】君嶋彼方
【出版社】講談社
●あらすじ
連作短編集
高校生たちひとりひとりの繊細な心の言葉を書き出した物語。
青春は、けっしてキラキラした美しくさわやかなものではない!

おすすめポイント
自分って性格が悪いかも……。
と思ったことのある人におすすめの本です
『競歩王』

2025年度、宮城県の公立高校入試で出題
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【著者】額賀澪
【出版社】光文社
●あらすじ
大学生ふたりは人生にもがいていた……。
かつて「天才高校生作家」といわれたスラインプ中の小説家の忍と、長距離をあきらめ競歩で東京五輪を目指す選手、八千代。
彼らの夢をみる時代は終わったのか?
苦しみと挫折の先に何があるのか?!
ふたりはまぶしい未来が見られるのか?
成長と青春を描いた小説。

おすすめポイント
「なんだか人生って上手くいかないよな~」とうんざりしている人。
今の自分からの抜け出したい人におすすめです。
『小田くん家は南部せんべい店』

2025年度、福島県の公立高校入試で出題
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【著者】髙森美由紀
【出版社】徳間書店
●あらすじ
連作短編物語
小学四年生、弘毅くんの家は「小田せんべい店」。
祖父・よっしーは、南部せんべい一筋の職人だが、子どもぽい面もあり、孫の弘毅くんには、尊敬すべき人であり、ライバルのような存在だ。
そんなよっしーや、しっかり者のおばあちゃん、優しいお父さんとお母さん、頼りになる姉に見守られながら、弘毅が成長していく家族物語。

おすすめポイント
孫にも、家族にも、近所の人にも、孫の友達にも、南部せんべいにも愛情たっぷり!
負けずぎらいで元気いっぱいのおじいちゃん、よっしーに笑えます。
そして泣かせます!
でも「サザエさん」のような、ほがらかな楽しい家族物語と思いきや。
実はこの仲良し家族には、秘密があるのです……。
家族がウザいなと思ったときに読みたい本です。
☟私の2024年読んだ本ベスト10に入った本です。
『まぼろしを織る』

2025年度、山形県の公立高校入試で出題
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【著者】ほしおさなえ
【出版社】ポプラ社
●あらすじ
母を亡くし「死ぬのが怖いからただ生きているだけ」という槐(えんじゅ)。
染色を仕事としている叔母の伊予子。
そして飛び降り自殺に巻き込まれた従兄弟の綸。
有名染色家だった祖母の残した家での、染織を中心に生活を始めた3人の同居暮らしとは?
染織が生き方を変える!
「生」と「死」が交差する物語。

おすすめポイント
受験問題ではめずらしい!
ミステリー要素あり小説なので、ミステリー好きには貴重なおすすめ本です。
また「染織」「染色」という仕事にも興味がわいてくるはず。
ファッションや、芸術が好きな人にもおすすめです。
『これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヵ条』

2025年度、滋賀県の公立高校入試で出題
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【著者】小川糸
【出版社】講談社
●あらすじ
人気作家、小川糸さんの日常、持ち物を綴ったエッセイ。
小川さんの「幸せ」の基本、居心地よさを感じさせてくれるモノとは?
小川さんがドイツ、モンゴルで実際に生活してみて気づいた日本との違いとは?
小川さんが選びぬいて使っている日用品はなんで選ばれたのか?
自分の好きなものに囲まれて、自分のペースで、自分らしく毎日を生きる。
そんな小川さんの大切なモノたちを教えてくれます。

おすすめポイント
なんとなく「これでいっか」と着るものを選び、ご飯を食べて、なんとなく一日が終わる。
買い物に行っても「これでいっか」が口ぐせのように、モノを買ってしまう。
そんな人に、ぜひおすすめの本です。
私もこの本愛読してます!
『きみの話を聞かせてくれよ』

2025年度、広島県の公立高校入試で出題
出題短編:「シロクマをえがいて」
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【著者】村上雅郁
【出版社】フレーベル館
●あらすじ
児童書
7つの連作短編小説
だれもが繊細な心に、傷や痛み、悩みを抱えている
学校でのあれこれ、友人関係、家族関係で傷ついたこと、悩んだこと、モヤモヤしたこと。
「あるある!」と共感しちゃう青春物語。
2024年度、福島県の公立高校入試で出題された
出題短編:「シロクマをえがいて」

おすすめポイント
この本は2024年度多数の中学入試で出題され話題になりました。
今年2025年度も入試で出題されました。
悩んでモヤモヤした気持ちをもっているのは、自分だけじゃないんだと勇気づけられる一冊です。
そしてこの本を読めば、クラスメイトや友達のかくれた本音を想像できる、理解できるようになれるかもしれないです。
『17シーズン 巡るふたりの五七五』

2025年度、山口県の公立高校入試で出題
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【著者】百舌涼一
【出版社】講談社
●あらすじ
児童書
「奪えない、この青い春、何人も」
この体育祭のスローガンをつくったことがきっかけで、学校ではほとんどしゃべらない中学2年生の松尾音々はクラスの学級委員・天神くんから句会の誘いを受ける。
たった17音
それが音々の生き方を変える!

おすすめポイント
17音で表現する楽しさやすばらしさにビックリ。
俳句・川柳のおもしろさに目覚めてしまうかも!?
言葉の魔力にひきこまれる、言葉の楽しさを教えてくれる本です。
『紙屋ふじさき記念館 あたらしい場所』

2025年度、愛媛県の公立高校入試で出題
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【著者】ほしおさなえ
【出版社】KADOKAWA
●あらすじ
大学を卒業し、会社員になった百花(ももか)。
「紙」をテーマにした「紙屋ふじさき記念館」再オープンのプロジェクトに携わることに!
「和紙」を世の中に広めるため、同期の仲間とともにアイディアをだしあい、課題に取り組む。
「紙」を愛する人たちのお仕事物語。
*シリーズもの「紙屋ふじさき記念館」の最終巻

おすすめポイント
かわいい「紙」雑貨が好きな人におすすめの本です。
主人公の百花も紙雑貨の世界に魅了され、仕事先「紙屋ふじさき記念館」との関係が始まるのです!
そしてイケメンの記念館館長、藤崎一成と百花の関係、恋の行方?も楽しめます。
気になった人はぜひシリーズ一巻目からよんでみてください。
全7巻あります。
☟シリーズ第一巻『紙屋ふじさき記念館 麻の葉のカード』
『エール 名もなき人たちのうた』

2025年度、福岡県の公立高校入試で出題
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【著者】朝倉宏景
【出版社】講談社
●あらすじ
突然球団から戦力外通告を受けた元プロ野球ピッチャー窪塚夏樹、24歳。
今は、居酒屋で働きながら社会人野球チームからのプロ復帰を狙っているのだが。
そんな彼に「コロナ禍」という未曽有の災いが……。
窪塚はプロに復帰できるのか?
野球は続けられるのか!?

おすすめポイント
上手くいくかもと思うと、想像もつかないこと、どうしようもないことにぶつかってしまった経験ありませんか?
人生って、なかなか順調にいかないもんです。
それでも、前を向いてがんばっている人に元気をくれる小説。
今はがんばる元気がない、弱り気味の人にもおすすめです。
『天満つ星』

2025年度、長崎県の公立高校入試で出題
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【著者】中村汐里
【出版社】小学館
●あらすじ
希望していた難関私立中学校に入学した室本さくら。
新しい中学生活は、ワクワクすることでいっぱいのはずだったが、友人関係、入部した調理部の先輩との関係などなど、悩みもいっぱい。
そんななか、入部した調理部でお菓子コンテストに挑戦することに!
しかも部活内で孤立している先輩とコンビを組むことになったさくらは、コンテストでトップをとれるのか?
(どうやら先輩には秘密があるようだし)
問題ひとつひとつに向き合い、クリアし、成長していくさくらの青春スイーツ小説。
*前作『殻割る音』あり

おすすめポイント
ついつい夢中になってしまう好きなことってありますか?
好きなことって、なんであんなにも熱中できるんでしょうか?
この本は、好きなことをしているときの、不思議なワクワクした気持ちを共感できます!
好きなことにうちこめる楽しさや、興奮を感じたい人におすすめ小説です。
☟前作『殻割る音』はこちら
(さくらちゃんが料理を好きになったキッカケがわかります)
2025年度 公立高校入試で出題されたおすすめ本リスト
音楽の不思議なパワーを感じる物語【連作短編集】
水墨画を題材にした成長物語
☟前作
正反対の男ふたりの、友情×お仕事物語
カバのアニマルライドの物語【連作短編集】
元警察犬”アレックス”と少年の物語
大自然のなかで育む!小学6年生女子の友情成長物語【児童書】
温泉が舞台の若者4人青春物語
中学女子の成長物語【児童書】
にがい青春物語【連作短編集】
人生どん底大学生の青春物語
感動!家族物語
ミステリーありの染織物語
人気作家の持ち物エッセイ
中学生の悩みとは?【連作短編集・児童書】
俳句・川柳物語【児童書】
「紙」を愛する人たちのお仕事物語
☟第一巻『紙屋ふじさき記念館 麻の葉のカード』
元プロ野球ピッチャー物語
中学生女子の青春スイーツ小説
☟前作はこちら
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