本を読む楽しみのひとつに「衝撃」があります。
なんとなく「こんな結末だろうな」と思いながら読んでいたのに……。
「えー!!そうだったの」
「なるほど、そうきたか!」
最後の最後で、うなってしまう。
そんな「衝撃の結末がまっている」小説を紹介します。
せっかく本を読むなら、入試に出た本を読んでみませんか?
このブログでは、中学入試・高校入試で出題された本のなかから選んでいます。なぜなら……。

中学・高校受験出題本はとにかくおもしろい!
国語の専門家である国語の先生たちが選んだ本はどれも失敗なし!なのです。
『まずはこれ食べて』

ヒンヤリ怖い衝撃!
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【著者】原田ひ香
【出版社】双葉社
●あらすじ
短編小説集
学生時代の仲間が集まっているベンチャー企業「グランマ」は、仕事が軌道に乗り出した一方で、忙しさのあまり殺伐とした雰囲気が漂うようになってしまった。
それを改善するために雇った家政婦さん、筧みのりさんのが作る料理に、心がほっと癒される社員たち。
おいしい料理&癒しの物語です。
と思いきや……。
それだけでは終わらない。
驚くべき秘密が明らかになっていく、ひそやかに恐ろしい物語です。
2024年度、中央大横浜中学校の中学入試で出題された
出題短編:「その魔女はリンゴとともにやってきた」

おすすめポイント
ほっこり作家、原田ひ香さんとは思えない!
ひとりの夜に読むと、怖いぐらいの不気味さがあるくらいの衝撃をうけました。
『早朝始発の殺風景』

え、そうだったの?!
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【著者】青崎有吾
【出版社】集英社
●あらすじ
短編集5編とエピローグ
毎日のほほ~んと楽しそうにみえる高校生たち。
でも、思春期真っ只中の高校生は、ちょっとしたことが気になり、自意識過剰になり、それらが悩みになり。
でも悩みを隠していたはずが。
その悩みが、思いもよらない謎や事件を引き起こすのです!
高校生ならではの、微妙に繊細な心、計算されたようなアリバイつくり、知らなかったあの人の秘密などがみえてくる「殺人なし」のミステリー。
2020年度、栄東中学校の中学入試で出題された
出題短編:「メロンソーダ・ファクトリー」

おすすめポイント
ごく普通の高校生の日常に起こる謎を、同じく高校生が解き明かす青春ミステリー。
どの短編も「そうきたか!」と、うなってしまう。
衝撃の結末がまっています。
『赤と青とエスキース』

え、そうだったの!!
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【著者】青山美智子
【出版社】PHP研究所
●あらすじ
短編集
いつもの穏やかで心あたたまる青山美智子作品とは、一味ちがう!
一枚の絵(エスキース(下書き))がつむぎだす5つの「愛」と「成長」の物語。
ラストの衝撃に、二度読み確実です。

おすすめポイント
ラストの驚きを味わってほしいので、詳しくは語りません。
とにかく順番どおりに、ラストまで必ず読んでください。
2023年度、本郷中学校の中学入試で出題された
2022年度、東京都の都立高校入試で出題された
『空をこえて七星のかなた』

そう繋がるのか!
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【著者】加納朋子
【出版社】集英社
●あらすじ
短編集
もうすぐ中学生になる女の子七星ちゃん、天文部の高校生、有名人の親をもつ中学生など
広い宇宙のなかにある地球の一角で、私たち人間は、いろんな出会いをして、数珠つなぎのように、つながっていく。
「運命的に出会う人たち」「素敵な出会い」が書かれた物語
2023年度、東京都市大学等々力中学校の中学入試で出題された

おすすめポイント
感動したり、笑えたり、SF(サイエンスファンタジー)だったりと。
短編一つ一つの完成度が高くて、どれも面白いのですが……。
なんといってもラスト短編で驚きの事実が!
最後まで読むと、この本の衝撃がわかります。
『おいしくて泣くとき』

人の”縁”ってすごいな
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【著者】森沢明夫
【出版社】角川春樹事務所
●あらすじ
心也の父親は、子どもたちに無料で「こども飯」を提供する『大衆食堂かざま』のオーナー。
心也は、父親の食堂にご飯を食べにくる幼馴染の夕花が気になっているのだが。
中学生には、自分ではどうにもならないことがたくさんある。
それでも、好きな人のために、何かできることはあるのではと必死にもがく中学生の青春&恋の物語。
2022年度、開成中学の中学入試で出題されました

おすすめポイント
前半と後半の繋がりを知ったときに、ビックリ!
必ず最後まで読みましょう。
☟映画になります。
『教室に並んだ背表紙』

あの人はだれ?
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【著者】相沢 沙呼
【出版社】集英社
●あらすじ
短編6編
中学校の図書室が舞台
中学生くらいになると、人から見られる自分が気になって仕方ない。
だから、本当の自分らしさを見失いがちになってしまう。
そんな思春期の女子の揺れ動く心の内がリアルに書かれた物語。
短編ごとに、それぞれの女子中学生のほんとうの気持ちがわかるおもしろさがあります。
2022年度、駒場東邦中学校、慶應義塾普通部中学校、大妻嵐山中学校で出題された

おすすめポイント
短編ごとに登場人物が繋がっているんだな~と思いきや……。
驚きの事実が!
『そして、バトンは渡された』

心あたたまる感動の衝撃!
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【著者】瀬尾まいこ
【出版社】文藝春秋社
●あらすじ
他人どうしで暮らしていたら、それは家族だと思いますか?
幼い頃に母親を亡くした優子は、大人の都合に振り回され、血の繋がらない親の間をリレーされていきます。
父親は3人、母親は2人!
名字が変わった回数は4回!
17歳になった高校生の今は、なんと20歳しか離れていない“父”と暮らしているのですが……。
そもそも、どうして他人と暮らしているのか?
「秘密」が隠された優子の家族物語です。

おすすめポイント
血がつながっている家族とはまた違った、不思議な家族に隠された秘密とは?
衝撃の家族だからこその「愛」があるのです!
2019年度、開智未来中学校の中学入試で出題された
☟映画化されています
『檸檬先生』

衝撃の連発!
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【著者】珠川こおり
【出版社】講談社
●あらすじ
耳が聞こえないといった、一見わかりにくい障害を抱えた人って、けっこういます。
この物語の主人公の少年も、音や数字、人に色がついて見える「共感覚」という特殊な知覚を持っています。
彼は、自分の知覚を誰にも理解されず孤独だったのですが、同じ知覚を持つ中学3年生の少女と出会い、少年の人生は一変するのですが……。
2023年度、芝中学の中学入試で出題された

おすすめポイント
「共感覚」という特殊な知覚にビックリ!
ラストの結末に衝撃!
そして、さらなる驚きは……。
この小説は、作者の珠川さんが、高校2年の終わりから3年のはじめにかけて執筆し、史上最年少の18歳で第15回小説現代長編新人賞を受賞した作品ということ!!
『あずかりやさん』

なるほどね
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【著者】大山淳子
【出版社】ポプラ社
●あらすじ
「一日百円で、どんなものでもあずかります」
「あずかりやさん」の店主は目の見えない青年桐島透。
お店には、毎日のように「秘密のモノ」を預ける人たちがやってきます。
どんな人が、どんなものを「なぜ」預けにくるのか?
人の秘密をのぞくような、興味しんしんの気持ちで読み始めたら……。
意外や意外、なんだか胸がいっぱいになる、やさしい、心あたたまるミステリー。
2020年度、東京都市大学等々力中学校の中学入試で出題された
(すこし前ですが)2014年度、麻布中学校の中学入試で出題された
どちらの中学とも出題短編:「ミスター・クリスティ」

おすすめポイント
「あずかりやさん」の目が見えない店主の気づきにビックリ!
シャーロックホームズのような謎解きです。
『陽だまりの彼女』

ああ、そうなのか……。
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【著者】越谷オサム
【出版社】新潮社
●あらすじ
中学時代「変わった女子」だった真緒が、大人になったら「モテ女子」に大変身していた!
中学時代から真緒に淡い恋心を抱いていた浩介は、真緒とつき合い始めるのだが、どうも妙なことが次々と起こる。
なぜなら、真緒には秘密があったのです!
浩介と真緒の幸せな日々は続くのか?
そして、真緒の秘密とは?
2023年度、帝京大学中学校の中学入試で出題された

おすすめポイント
愛しの彼女の秘密とは?
”驚き”を超えた、人を愛する気持ちに感動です。
☟2013年映画化されています
『宙ごはん』

このままでは終わらない
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【著者】町田 そのこ (著)
【出版社】小学館
●あらすじ
宙ちゃんの幼稚園生から大人になる成長、変わりゆく家族や人間たちの物語。
世間一般には、母親失格といわれてしまうママだど それは宙ちゃへの愛が上手く表現できないだけ。
それがわかっているから宙ちゃんは母親が嫌いになれない。
そんな困った母娘に手を差し伸べてくれる救世主とは!?
2023年度、桐朋女子中学校の中学入試で出題された

おすすめポイント
救世主が登場し、このまま穏やかに結末をむかえるとおもいきや!
「そうはいかないのか」と涙でした。
衝撃の結末がまっている! 中学生・高校生におすすめしたい本リスト
ここ数年の中学・高校受験で出題された物語のなかから、”衝撃の結末がまっている!”中学生・高校生におすすめしたい本を紹介しました。

おもしろそうな本から読んでみてね
ヒンヤリ怖い衝撃!
え、そうだったの!!絵画をめぐる物語
人の”縁”を感じる物語
あの人はだれ?
心あたたまる感動の衝撃!
衝撃の連発!
高校生の「え、そうだったの?!」物語
目には見えない秘密に「なるほどね」
そう繋がるのか!
恋愛の結末は「ああ、そうなのか……。」
穏やかには終わらない!
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