歌手、アイドル、ドラマ、化粧品、雑貨、食べ物。
韓国が大好きな中学生・高校生におすすめしたい小説・エッセイを紹介します。
お隣の国なんだけど、ビックリするような慣習があったり。
国は違えども、「そうそう」「わかるな~」と共感できることがあったり。
いろんな「韓国」を楽しんでください。
韓国を知る本
まずは、韓国がどんな国なのかを知る本を読んでみてはどうでしょうか?
『これでわかる! 韓国のくらしの常識:イラストで見る文化、習慣、マナー、ちょっといい話まで』

韓国初心者が最初に読む本としておすすめ
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【著者ほか】ルナ・キョン (著), アンジ (イラスト), 河野 彩 (翻訳)
【出版社】原書房
●あらすじ
通貨や挨拶といった基本情報から、韓国人がついやってしまう習慣や口癖。国民食や美容、伝統的な祝祭、名所案内まで。
ドラマや映画で気になっていた韓国のあの日常の一コマを、かわいいイラストで解説!
日常生活
通貨や言葉、礼儀作法といった基本情報から、韓国ならではの考え方から、教育や美への情熱まで!
文化と芸術
「韓服」や伝統的な武芸、『イカゲーム』にも登場した昔ながらのゲームから、K-POP やドラマ、映画の魅力。
韓国料理
ビビンバやキムチ、焼き肉はもちろん、精進料理やストリートフード、北朝鮮の料理まで紹介。
祝日とお祭り
季節に沿った節気や冠婚葬祭、冬のキムチづくりなど、大切な行事が盛りだくさん。
いろいろな韓国を知る
ソウルや釜山をはじめ、見逃せない観光地がいっぱい!
【アマゾン紹介文より抜粋】

おすすめポイント
オールカラーなので、観光ガイドブックを読んでいるような気分で楽しく韓国について知りたい人におすすめです。
韓国人の名前、名前の呼び方、かんたんな挨拶、男女への考え方の違い、教育・就職の現実、礼儀作法といった基本中の基本がわかって、さらに韓国ドラマが楽しめるようになりました。
『今さら聞けない 現代韓国の超基本――ドラマ・文学・K-POPがもっとわかる』

韓国をもっともっと知りたい、韓国中級者向け
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【著者ほか】朝日新聞出版 (編集)
【出版社】朝日新聞出版
●あらすじ
K-POP、K文学、韓流ドラマ、映画等で、世界を席巻する韓国カルチャー。
その背景にある歴史、事件、文化、人物等を図解やイラストを使ってわかりやすく解説。
「なにがなんでも韓国好き!」「よく知らないけど嫌い」の二択ではない、フラットな視点で韓国の「今」がよくわかり、韓国カルチャーや〝推し〟への理解が深まる。
【アマゾン紹介文より引用】

おすすめポイント
初心者は卒業して、もっともっと詳しく韓国事情を知りたい人におすすめです。
韓国の歴史(日本との関わり)も詳しく解説されています。
また、現代の財閥の話や、不動産情報、教育、結婚、SNS事情もわかります。
人気の韓国カルチャーについても詳しく書かれているので、韓国のアイドルや映画、ドラマ好きには特におすすめです。
『知っておきたい! 韓国ごはんの常識』

韓国料理のおいしさの秘密が、かわいいカラーイラストで紹介されている
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【著者ほか】ルナ・キョン (著), アンジ (イラスト), 繁松 緑 (翻訳)
【出版社】原書房
●あらすじ
日常料理から伝統料理、屋台料理、北朝鮮の名物まで、知っているようで知らない韓国の食文化のすべてをイラストで解説。
●韓国料理の基本
●普段の食事
●発酵料理(キムチ)
●麺類や韓国風餃子
●お祝いの席や特別な日の料理
●テーマに沿った料理(縁起のよい食べ物など)
●お菓子と飲み物
【アマゾン紹介文より抜粋】

おすすめポイント
年長者との食事ルールは?
誕生日にはなぜワカメスープを飲むの?
韓国ならではの縁起フードは?
定番のフライドチキン&ビールのセットのことを何という?
韓国ドラマをみていて気になっていた食事の謎がわかって、さらに韓国ドラマを楽しめるようになりました。
韓国料理がすぐに食べたくなります!!
『隣の国の人々と出会う: 韓国語と日本語のあいだ』

韓国語を学びたい人におすすめ
中高校生の朝読書用の本としてもおすすめ
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【著者ほか】斎藤真理子 (著)
【出版社】創元社
●あらすじ
著者(斎藤真理子さん)が韓国語(朝鮮語)を学び始めた背景、この言語の魅力、痛みの連続である現代史と文学の役割、在日コリアンと言語のかかわりなどを、文学翻訳の豊かな経験から親しみやすく語る。
文字、音、声、翻訳、沈黙など、多様な観点から言葉の表れを捉え、朝鮮半島と日本の人々のあいだを考える1冊。
【アマゾン紹介文より抜粋】

おすすめポイント
韓国小説を手にすると「あ、この本も翻訳は斎藤真理子さんだ」と思うほど、著者の斎藤真理子さんは韓国語の翻訳者として有名な方です。
そんな斎藤さんが言語を通して、日本と韓国の歴史を検証し、さらには現代の日本と韓国のあいだをつないでくれます。
若い人向けに書かれているので、文章はわかりやすく読みやすいです。
小説本
韓国発の小説は「今」の韓国をリアルに感じられます。
朝読書用の本としてもおすすめです。
『優等生サバイバル-青春を生き抜く13の法則』

恐るべし!韓国の受験戦争の実態
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【著者ほか】ファン・ヨンミ/著、キム・イネ /訳
【出版社】評論社
●あらすじ
成績に一喜一憂する寝不足な日々。
さらに、はじめてのホントの恋まで! さあ、どうする?
首席で進学校に入学してしまったジュノ。入学初日から生徒を成績でランク付けする学校のやりかたに違和感を感じながらも、高校生活が始まる。
テスト、課題、進路、SNS、そして恋……。1日は24 時間。やらなきゃいけないこと、考えなきゃいけないことは満載!!
ハードな高校生活を生き抜くために、“ 優等生” のジュノが見つけた法則とは?
未来のための今も、今のための今も、どっちも大切なぼくたちの時間。
【アマゾン紹介文より抜粋】
●その他情報
2024年 第70回 青少年読書感想文コンクール<高校生の部>課題図書

おすすめポイント
毎日不安でいっぱいのジュノが自分みたい!と思える人が多いはず。
ジュノがどうやって不安な高校生活を乗り越えるのか?
そして、なによりも韓国の受験のすごさに圧倒されます。
韓国の高校生たちも、生きるのにたいへんです。
『5番レーン』

挫折したときにどうするか?
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【著者ほか】ウン・ソホル (著), ノ・インギョン (イラスト), すんみ (翻訳)
【出版社】鈴木出版
●あらすじ
常勝を誇る小6女子カン・ナルは、水泳部のエース。
でも、最近はライバルに負け続け、悩んでいた。
ライバルの不正を疑ったことから引き起こしてしまった事件をきっかけに、大きく成長する姿を描く、瑞々しくさわやかな青春ストーリー。
【アマゾン紹介文より抜粋】
●その他情報
2023年度 第69回青少年読書感想文全国コンクール<小学校高学年の部>課題図書
2023年度、栄光学園中学校の中学入試で出題された

おすすめポイント
人生の壁、苦しみ、辛さにぶつかったときにどうするのか?
息苦しくて苦しい話かと思いきや、イケメン転校生の登場や、同級生ライバルたちの明るさ、家族のやさしさあり、読みやすかったです。
韓国小説初心者におすすめ!
さらにカラー挿絵がかわいらしいのもおすすめポイントです。
『千個の青』

近未来小説を読むなら、デジタル先進国「韓国」作品がおすすめ!
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【著者ほか】チョン・ソンラン (著), 坂内拓 (イラスト), カン・バンファ (翻訳)
【出版社】早川書房
●あらすじ
故障のため安楽死させられる競走馬・トゥデイと、廃棄直前のロボット騎手・コリー。
一頭と一体を救おうとする、小児麻痺で車椅子に乗る17 歳のウネと、ロボット研究者の夢に挫折した15 歳のヨンジェの姉妹物語。
【アマゾン紹介文より抜粋】

おすすめポイント
ロボットが当たり前になる近未来の世界にワクワク、そしてハラハラ。
よむほどに、楽しさと面白さ、寂しさ、そして怖さを感じるかもしれません。
でも変わらないのは、理解するのが難しい人間の気持ち、人間関係なんです(笑)
わからないから、面白いのかも……しれません。
『夢を売る百貨店 本日も完売御礼でございます』

人気スターもおすすめ!韓国ファンタジー小説を満喫できる
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【著者ほか】イ・ミイェ (著), 鈴木沙織 (翻訳)
【出版社】文響社
●あらすじ
★SEVENTEENウォヌほか、人気スターたちが愛読!
ここは、眠っているときにしか訪れることができない<ドルグート夢百貨店>。
そんな憧れの百貨店に就職したばかりのペニーは、さまざまな夢を買いにくる客たちと出会う。
気になるあの⼈の夢、家族の帰りを待ちわびる⽼⽝がみる夢、繰り返す悪夢、夢追い人がみる夢、いまは亡き⼈との再会——。
やさしい9つの連作短編集。
【アマゾン紹介文より抜粋】

おすすめポイント
韓国ファンタジーの世界をおもいっきり楽しめます。
『不便なコンビニ』

癒しを求めるならこの本!韓国ヒーリング小説
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【著者ほか】キム・ホヨン (著), 米津篤八 (翻訳)
【出版社】小学館
●あらすじ
亡き夫の遺産で建てたコンビニ「Always」を細々と営む元教師のヨムさんは、駅で無くした財布を拾ってくれたホームレスの男「独孤(トッコ)」と知り合う。
記憶を失い言葉はたどたどしいが、誠実そうな独孤を見込んだヨムさんは、彼を深夜シフトの店員として雇うと……。
それぞれに問題を抱えている「Always」の店員や客たちに変化が!!
誰もが生きづらさを抱えて生きるコロナ前夜のソウルを舞台に、人と人との関わり、罪と赦しを優しくユーモラスに描いた。
【アマゾン紹介文より抜粋】
●その他情報
続編もあります

おすすめポイント
心あたたまるな~、癒されるな~と思っていたら、ラストに近づくにつれて「あれあれ?」と意外な展開に!
謎が謎を呼ぶ、ただのヒーリング小説ではないのです……。
『ピンポン』

予測を超えた展開に衝撃を受ける……おもしろさ
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【著者】パク・ミンギュ (著), 斎藤 真理子 (翻訳)
【出版社】白水社
●あらすじ
“僕”は毎日、中学校でいじめられている。
あだ名は「釘」。いじめっ子の「チス」が僕の頭を殴る様子が、まるで釘を打つように見えるからだ。
スプーン曲げができる「モアイ」もいっしょにいじめられている。
モアイと僕は原っぱの卓球台で卓球をするようになり、僕らの気持ちは軽くなる。
ある日突然、空から巨大なピンポン球が下降してきて……。
いじめられている中学二年の男子が、人類の運命を決めるときが来た。
【アマゾン紹介文より抜粋】

おすすめポイント
自分は学校では弱い存在だと思っている人におすすめです。
『アーモンド』

韓国小説を文庫本で読むなら
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【著者ほか】ソン・ウォンピョン (著), 矢島暁子 (翻訳)
【出版社】祥伝社
●あらすじ
扁桃体が小さく、怒りや恐怖を感じることができない16歳の高校生、ユンジェ。
祖母から「かわいい怪物」と呼ばれた彼は、目の前で祖母と母が通り魔に襲われたときも、黙ってその光景を見つめているだけだった。
事件によって一人ぼっちになった彼の前に現れたのは、もう一人の〝怪物〟ゴニ。激しい感情を持つその少年との出会いは、ユンジェの人生を大きく変えていく――。
【アマゾン紹介文より抜粋】

おすすめポイント
韓国小説だったけ?と思うほど、翻訳がスムーズで読みやすいです。
なかなか理解しにくい、脳に障害をもつ人の考え方、気持ちもよくわかります。
文庫本で気軽に読み始められる韓国小説本としてもおすすめです。
『ビスケット』

おいしい小説ではなかった……、だけど読むのをやめられない!!
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【著者ほか】キム・ソンミ (著)
【出版社】飛鳥新社
●あらすじ
存在感を失い、誰にも気づかれずに生きる“ビスケット”。
壊れやすく、かすかな音や気配だけを残して、ひっそりと息をひそめている。
過敏な聴覚を使ってビスケットを見つけられる少年・ジェソン。
ある日、かすかな気配を感じ取り仲間たちと救出作戦を開始するが……。
見えない存在との不思議な交流と冒険の物語。
【アマゾン紹介文より抜粋】
『保健室のアン・ウニョン先生』

韓国でドラマ化もされた!!
こんな先生がいたらいいな?不思議の連続物語
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【著者ほか】チョン・セラン (著), 斎藤真理子 (翻訳)
【出版社】亜紀書房
●あらすじ
この学校には、何かがいる——
養護教諭のアン・ウニョンが新しく赴任した私立M高校。この学校には原因不明の怪奇現象や不思議な出来事がつぎつぎとまき起こる。
霊能力を持つ彼女はBB弾の銃とレインボーカラーの剣を手に、同僚の漢文教師ホン・インピョとさまざまな謎や邪悪なものたちに立ち向かう。はたしてM高校にはどんな秘密が隠されているのか……。
【アマゾン紹介文より抜粋】
『GO』

韓国小説ではないけれど、在日韓国人の物語
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【著者】金城一紀(著)
【出版社】KADOKAWA
●あらすじ
広い世界を見るんだ――。
僕は《在日朝鮮人》から《在日韓国人》に国籍を変え、民族学校ではなく都内の男子校に入学した。
小さな円から脱け出て、『広い世界』へと飛び込む選択をしたのだ。でも、それはなかなか厳しい選択でもあった。
ある日、友人の誕生パーティーで一人の女の子と出会った。
彼女はとても可愛かった――。
感動の青春恋愛小説。
【アマゾン紹介文より抜粋】

おすすめポイント
20年くらい前の日本で《在日韓国人》として生きる難しさを書きだし、話題になった小説です。
苦しい場面もありますが、友情、恋愛、そして家族の愛がまざりあった、なぜかすがすがしく感じる青春小説なんです。
韓国と日本の関係を知るうえでも、ぜひ読んでほしいです。
エッセイ本
韓国の人たちの考え方、生き方がわかる本です。
『勉強が面白くなる瞬間 読んだらすぐ勉強したくなる究極の勉強法』

やる気スイッチを探しているなら……、読むべし!
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【著者ほか】パク・ソンヒョク (著)
【出版社】ダイヤモンド社
●あらすじ
学生の98.4%が「勉強をしたくなった」と回答し、中高生のバイブルとして、何度も繰り返し読まれています。
韓国では、子どもが寝ている間に、そっとこの本を机の上に置く社会現象が生まれました
●「ノウハウ」よりも「心」が大事
本書のポイントは、テクニカルな部分はあまりなく、心に訴える内容が多いこと。
「勉強の本質と意味」を伝える。
著者はどんなにいい勉強法を知っても、国内で最も有名な講師の授業を受けても、「勉強しようとする固い意思」と「勉強の楽しさ」を知らないと、成績を上げられないと断言します。
●勉強したくてたまらなくなる!
「勉強の意欲を生む7つの習慣」
「今日一日を人生で最高に勉強に適した日にする秘法」
「不平不満をなくす3つの心構え」
など、心の引き締めを助ける有益なコンテンツがあります。
ところどころ、勉強スイッチが入るメッセージがもり込まれており、どこから読んでも、自ら勉強をする理由が見つかるはずです。
【アマゾン紹介文より抜粋】

おすすめポイント
「受験戦争」が厳しい韓国ならではのベストセラー本です。
もちろん、日本の中学生・高校生が読んでも役立つ内容です。
『今日の心の天気 気持ちをやさしく整える366日の言葉』

毎日自分をいたわる、日記帳のような本
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【著者ほか】ダンシングスネイル (著), 生田 美保 (翻訳)
【出版社】CCCメディアハウス
●あらすじ
一日の始まりと終わりに、しばらく息を整えることができるように。
天気を観察するように、毎日自分の心を観察して、自分と向き合う時間をつくりましょう。
穏やかで癒される、可愛いイラストが満載。
366日、毎日の気持ちを振り返ることで、大切な日々が有意義に記録され、心が整う1冊。
【アマゾン紹介文より抜粋】

おすすめポイント
本に書きこみができるので、スケジュール帳、読書記録帳、日記帳としても使えます。
毎日自分を大切にしたい人におすすめです。
366日毎に違う、えんぴつで描かれ色がぬられたシンプルでかわいいイラストが、本を開くたびに幸せな気持ちにしてくれます。
【中学高校生におすすめ】韓国を知る本、韓国小説・エッセイ本リスト
お隣の国、韓国をもっと知りたい人におすすめの本を紹介しました。

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韓国を知る本
小説本
エッセイ本
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