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山本幸久 中学入試でも出題される!小中学生におすすめ本10冊

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児童書、ヤングアダルト(YA)ブック、中学受験出題本のおもしろさにどっぷりにハマっている私が、実際に読んでおすすめしたい本を紹介します。

中学入試で出題されることもある山本幸久さんの本のなかから、小学高学年から中学生、高校生におすすめ本を紹介します。

中学入試で出題されるから難しい理解しにくい本かと思いきや、山本幸久さんの本は、登場人物が魅力的で、読みやすい文章なので、本を読むのに慣れていなくても飽きずに読めると思います。

お気に入りの本を見つけて、山本幸久ワールドに広がる青春を楽しんでくださいね。

紹介した本は、中学生、高校生(本好きなら小学校高学年でも)も楽しめる本です。
が、小学生や中学生には読ませたくないシーンもあるかもしれませんので、まずは親御さんが読んでから、読めるかどうかの判断をおねがいします。

『花屋さんが言うことには』

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【著者】山本幸久
【出版社】ポプラ社
【出版年】2022年
*アマゾンに試し読みあり

  • 悩める人たち、自分に自信の無い人たちが、前向きになれる成長物語
  • 連作短編集
  • 短編のタイトルが花の名前になっていたり、花のウンチクや、花に関する短歌などが話の中に組み込まれているので、花の勉強になるし、花への興味が高まる
  • 『花屋さんが言うことには』は一冊丸ごと読むなら高校生以上の大人向き、
     読むだけなら中学生以上(本好きなら小学生高学年)でも読めるが、内容は大人向き
  • 2023年中学入試(栄東中・田園調布中)で出題されました短編「向日葵」
  • 短編「向日葵」小中学生向きの物語

悩める人、心に秘密を持った人が「花」を通して前向きになっていきます
私はわりと「花」好きなんですが、「花」ってきれいなだけじゃなくて、人を元気にしたり、励ましたり、心にひびくものなんだと改めて、お花パワーを感じました
本のなかで紹介される、花に関する短歌や俳句、花言葉などもおもしろかったです

出版社あらすじ

24歳、ブラック企業勤務。身も心も疲れ果てていた紀久子が深夜のファミレスで出会ったのは、外島李多と名乗る女性だった。彼女は「川原崎花店」という花屋さんを駅前で営んでいるらしく、酔っぱらった勢いで働くことに。
やたらカレー作りがうまい青年や、おしゃべり好きの元教師、全体的に適当な李多。バラエティに富んだ従業員と色とりどりのお花に囲まれながら、徐々に花屋さんの仕事に慣れていく。
花を求めるお客さんの事情はそれぞれ。誰かを祝う花もあれば、少し切ない花もある。いろんな想いが詰まったお花を届けているうちに、紀久子は自分の心にもう一度向き合いはじめ――

『誰がために鐘を鳴らす』

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【著者】山本幸久
【出版社】KADOKAWA
【文庫出版年】2019年
*アマゾンに試し読みあり

  • 男子高校生(高校3年)4人、ハンドベル部の笑って泣ける青春物語
  • 長編小説(長め)
  • 2017年、開智中学校 の入試で出題されました。 →【日能研読書ガイドより】

喧嘩もするし気持ちがバラバラでだったのに、なにかを乗り越えるたびに、パッとしない4人の男子が、どんどん絆をふかめ団結しハンドベルに取り組んでいく姿は、青春そのもの。
何かに真剣に向き合うっていいな、仲間っていいなと自然に感じられる本でした。

出版社あらすじ

翌年の廃校が決まっている、男子だらけの県立高に通う錫之助。ある日、担任から音楽室の片付けを命じられハンドベルを見つける。その音色に魅せられ、居合わせた3人の同級生――イケメンでそつがない播須、いじめられ体質の美馬、不良の土屋とハンドベル部を創立することになる。顧問は担任でお地蔵さん似の教師、あだ名は「ダイブツ」。チームワークもバラバラ、音楽の知識もないメンバーで、「女子高のハンドベル部との交流」という不純な目標から始まった部活動。だが、4人は徐々に演奏の面白さに目覚め、出会う人々の輪は広がってゆき…。卒業目前、錫之助がハンドベルの演奏を通して見た未来とは? 一人では絶対に演奏できない楽器、それがハンドベル。4人の凸凹男子高校生と独身教師が奏でる、笑えて泣ける青春物語! 文庫オリジナル書き下ろし短編「まつげに積もる雪」も収録!

『幸福ロケット』

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【著者】山本幸久
【出版社】ポプラ社
【文庫出版年月】2010年
*アマゾンに試し読みあり

  • 小学5年生の香奈子と小森くんのちょっぴり恋もある、成長青春物語 
  • 長編小説
  • こまかく章が区切られているので、すきま時間や、朝読書時間に読むのにおすすめ

小学5年生が主人公なので小学生も共感して読めます
リアルな小学校生活が想像できるクラスの友達関係や、年ごろの子供たちが気になる「恋心」も書かれているので、男子も女子も読みやすいと思います

あらすじ(Amazonより)

クラスで八番目にかわいい(?)香な子と深夜ラジオばかり聴いているコーモリが、お花茶屋を舞台に織り成す、初恋ものがたり。

『あたしとママのファイトな日常』

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【著者】山本幸久
【出版社】中央公論新社
【文庫出版年】2023年
*アマゾンに試し読みあり

  • ボクシングを始めた小学四年生の女子、橘風花と彼女に関わる人たちの成長物語
  • 長編小説
  • 単行本『あたしの拳が吼えるんだ』を改題したもの

ボクシングシーンが本格的!でビックリします

主人公の風花ちゃんが頑張り屋ささんでかわいいのも魅力

前向きになれるスカっと気持ちのいい、そして心温まる物語なので、小中学生におすすめしたい本です

出版社あらすじ

橘風花はキラキラヶ丘団地に暮らす、小学四年生の女の子。「ムカつく男子を一発殴りたい」というよこしまな動機でボクシングを始めるが、徐々にその面白さにのめり込む。そんな風花のひたむきさは周りのみんなに影響を与え、母の陽菜子の心も変わっていく……。「好き」という気持ちが世界を変える、母と娘のハートウォーミングストーリー!

『幸福トラベラー』

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【著者山本幸久
【出版社】ポプラ社
【文庫出版年月】2015年
*アマゾンに試し読みあり

  • 新聞部で取材をする中学2年生男子の特別な1日物語
  • 長編小説
  • 東京上野が舞台になった青春、恋物語

上野をデートしているように読めるから楽しい

ちょっと不思議な物語?と思いながらも、ラストはほっこりできます

出版社あらすじ

さえない中二男子の“ぼく”が出会った謎めいた少女。修学旅行で東京に来たという彼女と一緒に、なぜか上野を巡ることになってしまったが、何か隠している目的があるようで……。
人気の著者が描く、疾走感溢れるノンストップ青春小説!

『ジンリキシャングリラ』

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【著者】山本幸久
【出版社】PHP研究所
【文庫出版年月】2017年
*アマゾンに試し読みあり

  • 野球部を退部になり人力車部に入部した高校1年生のイケメン男子、雄大の青春物語
  • 長編小説
  • 学校、友達、家族、恋愛、将来といった問題が続々とでてくる

今までの自分では想像つかなかった生活や仲間たちが、青春の1ページになる
登場人物がキャラが面白いので、飽きずに読みきれます

あらすじ(Amazonより)

“北陸の小江戸”と呼ばれる町で、父と二人暮らしの高校一年の雄大は、イケメンなのに女子が苦手でちょっぴり喧嘩っ早い。入学早々、先輩と衝突して野球部を追われるが、可愛い先輩に誘われるまま人力車部へ入ることに。そこには、人気者だがモテない部長、男前すぎる女性車夫、サボりの天才など、個性溢れる仲間がいて……。青春のきらめきと甘ずっぱさを描いた感動の物語。書き下ろし短篇「浅間くんのお父さん」を収録。

『ヤングアダルト パパ』

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【著者】山本幸久
【出版社】角川書店
【文庫出版年】2013年
*アマゾンに試し読みあり

  • 子どもを抱えた!中学生2年生男子の夏休み後半の物語
  • 長編小説
  • 衝撃的な内容の物語
    *【注意】中学生が(本当に)パパになるストーリーなので、事前に親が読んで子どもに読ませるか判断してください

「こんなことあるの?!」と大人もビックリ!のストーリー
小中学生には衝撃が大きすぎる!かもしれない(できれば事前に親が読んでから子どもにすすめてほしい)
中学生が赤ちゃんの命を大切に思う気持ちや、そんな彼を助けたいと思う仲間たちの気持ちが衝撃を和らげてくれる、心が温かくなる物語です。

あらすじ(Amazonより)

中学2年の夏休み。新学期を間近に控え静男は途方に暮れていた。生後5ヶ月の優作を置いて、母親の花音さんが失踪。「いま、ぼくにとって家族といえる存在は優作だけだよ」―父親として赤ちゃんを守ろうと必死で奔走する少年の前に現実の壁が立ちはだかる。孤絶感にさいなまれながらなお、命の絆を手放すまいとする14歳の父の奮闘を名曲「グリーングリーン」にのせて描く異色の育児小説。書き下ろし「カブになれ」収録。

『ある日、アヒルバス』

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【著者】山本幸久
【出版社】実業之日本社
【文庫出版年】2010年
*アマゾンに試し読みあり

  • バス会社に入社して五年目のバスガイド高松秀子(デコ)ちゃんのお仕事、青春、成長物語
  • 長編小説
    章ごとの連作短編集としても読めます
  • 笑えて、元気になれる物語

山本幸久さんといえば『アヒルバス』というぐらいの代表作

お仕事物語なので小中学生には早いかな~と思いますが、面白いストーリーなので読書の楽しみを知るのにおすすめします

あらすじ

東京の観光スポットをめぐるバス会社・アヒルバスに入社して五年のバスガイド高松秀子(デコ)は、わがままなツアー客に振り回されながら仕事に励む毎日。
ある日突然、新人バスガイド研修の指導員に指名されるが、自信のない態度が災いして、新人教育は遅々として進まない。
そんな中、同期の中森亜紀にアヒルバスの「革命」を持ちかけられて……。
軽快なテンポとユーモアあふれる筆致が笑いを誘う一方、
主人公デコをはじめバスガイドたちが、それぞれに悩みを抱えながらも奮闘する姿は、胸に沁み、生きる元気が湧いてきます。
名手がおくるとびきりのお仕事&青春小説です。
また、アヒルバスのガイドたちによる東京名所の観光案内も読みどころのひとつ。
二重橋、都庁、お台場、東京タワー、浅草、築地本願寺など、よく知っているつもりの観光スポットも、デコたちのガイドにかかれば意外な新発見があるかも。
アヒルバスならではのTOKYO観光をお楽しみください。

『美晴さんランナウェイ』

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【著者】山本幸久
【出版社】集英社
【文庫出版年月】2010年
*アマゾンに試し読みあり

  • 中学生の世宇子(中学から成長する)の同居する破天荒な叔母、美晴さんの物語
  • 長編小説
    章ごとに連作短編集としても読める
  • 1980年代が舞台
  • トラブルメーカーの美晴さんを中心にした家族物語

困ったことからは逃げちゃう!そんな憎めない美晴さんの行動が笑えます

でも、その行動は自分に自信がないからで、人に迷惑や心配をかけないための「カラ元気」なのかもしれないのです
ラストは「人生は楽しんだもの勝ち!」という美晴さんの言葉が聞こえてきそうな明るい気持ちになれます

出版社あらすじ

中学生・世宇子の家には、おばさんの美晴が居候している。27歳でけっこう美人なのに独身、時々バイトするだけのお気楽暮し。気ままな彼女は、男を家に連れ込んだり、やりたい放題。家族はその度に大混乱するが、その明るく、にくめない性格から彼女を許してしまう。そして、またある事件が…。携帯電話がなかった時代を舞台に贈るホーム・コメディの決定版。文庫のため新作書き下ろしを特別収録。

『人形姫』

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【著者】山本幸久
【出版社】PHP研究所
【出版年】2021年
*アマゾンに試し読みあり

  • 後継者不足に悩む老舗人形店の<森岡人形>の八代目社長・恭平、37歳の人生物語
  • 長編小説
  • 雛人形作りという、伝統工芸にスポットを当てている
  • 職人たちとの問題、会社の存続問題、出身校のボート部のボランティア問題、結婚問題など、多面で悩みながらも人に助けられる、笑いあり、心温まる物語

人口減少、伝統工芸の危機といった日本の悲しい現状が書かれているけれど、山本さんの書く物語はいつでもあったかい!
お仕事小説なので、小中学生には難しさもあるかもしれないけれど、日本の伝統工芸を知る物語としておすすめです

あらすじ(Amazonより)

後継者不足に悩む老舗人形店に、外国人の若い女性が弟子入り志願!?
お人好しな若社長は、仕事に恋に大奮闘!
亡き父のあとを受け、森岡恭平が社長を務める森岡人形は、低迷する売上、高齢化した職人の後継ぎ不在と、問題が山積。さらに恭平自身の婚活問題も難航しており……。
そんなある日、職人たちが足繁く通うパブで働くクリシアというフィリピン人女性が、社屋を訪ねてきた。職人の一人が、酔った勢いで「俺の弟子にしてやる」と、彼女に約束したと言うのだが……。
笑って、泣いて。読みどころ満載のハートフル・ストーリー。

今回紹介した本リスト

中学入試で出題されることもある山本幸久さんの本のなかから、小学高学年から中学生、高校生におすすめ本を紹介しました。

お気に入りの本を見つけて、山本幸久ワールドを楽しんでください。

あなたの好みの本を選んで読んでみてね。

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