数字をみるだけで、頭がごちゃごちゃになっちゃうく、算数というだけでイヤになっちゃう
算数が苦手な子ども多いですよね。
でも、本を読むのは好き!国語は好き!という子どもにぜひぜひ紹介したい本があります。
あのおもしろい物語の主人公、シャーロックホームズと不思議な国のアリスが登場する算数パズルって気になりませんか?!
物語と算数パズルが一緒に楽しめる本
物語と算数パズルが一緒に楽しめるシリーズは児童書です。
子どもだけ楽しむのはもったいない!と思うくらいおもしろいので、大人にもぜひ読んでほしいです。
シャーロック・ホームズとワトソンが活躍する『シャーロック・ホームズの算数パズル』、不思議な国のアリスがユニークなキャラクターたちと冒険する『不思議の国のアリスの算数パズル』『鏡の国のアリスの算数パズル』があります。
算数レベルは?
算数が苦手な私(大人)が実際に読んで解いてみた感じでは、算数の得意な子なら、小学生高学年くらいからカンタンに挑戦できるレベルでした。
算数の苦手な人(小学生・中学生)でも、物語とセットになっているので楽しみながら算数に取り組むことができるレベルです。
物語と算数パズルが一緒に楽しめるシリーズは、算数が得意な子にはもちろん、算数が得意じゃない子に挑戦してほしい本です。
なぜなら、物語を読みながら、算数というよりもクイズを解いている感覚で問題に挑戦できるからです。
算数の教科書では味わえない「算数の楽しさ」があります
おすすめポイント
① さまざまな種類の問題がランダムに出題されるので飽きることなく取り組めます。
② 物語を読みながら問題に挑戦するので、クイズ感覚で楽しめます。
③ 問題の解き方は自由!解くのに悩んだら解答をみて、解き方を先に学ぶのもアリです。
④ 短い朝読書の時間を利用して、1日1問を日課にして読むことができます。
シャーロック・ホームズの算数パズル
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【著者】山崎 直美 (著), 河口 峰子 (イラスト)【出版社】さえら書房
●問題数:28問
シャーロック・ホームズになりきって推理を楽しもう!
ホームズの相棒、ワトソン博士から問題が出題されます。
出題内容は、ホームズとワトソンが体験してきたミステリー冒険物語からのものです。
算数に関係なく、ホームズシリーズを読んでいたら解けてしまう問題もあります。
シャーロック・ホームズシリーズではおなじみのキャラクター、兄のマイクロフトやモリアーティ、ベーカー街少年探偵団も登場して、物語としても楽しく読めました。
数字をつかった算数問題というよりも推理問題が多いので、算数が苦手な人に特におすすめです。
ふしぎの国のアリスの算数パズル
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【著者・翻訳】山崎 直美
【出版社】さえら書房
●問題数:40問
ルイス・キャロルの『不思議な国の物語』の物語に沿った問題が出題されます。
表紙と挿絵は、『不思議な国の物語』の原書でお馴染みのジョン・テニエルのイラストで、有名な時計をもったウサギや、不思議な帽子屋とのお茶会シーンもでてきます。
すてきなジョン・テニエルの挿絵以外にも、算数問題に関するイラストや、ヒントコラムが多く書かれているので、算数が苦手でも取り組みやすい本になっています。
問題は、時計をつかった時間を問う算数問題が多いです。
鏡の国のアリスの算数パズル
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【著者・翻訳】山崎 直美
【出版社】さえら書房
●問題数:29問
ルイス・キャロルの『鏡の国のアリス』の物語に沿って、算数問題が出題されます。
『ふしぎな国』と同じく、表紙と挿絵はジョン・テニエルのイラストが使われています。
『鏡の国のアリス』に登場する、赤の女王、白の女王、ハンプティ・ダンプティ、双子のトゥイードゥルダムとトゥイードゥルディーといった人気のキャラクターたちが問題に関わってきて、物語としても十分楽しめます。
『鏡の国のアリス』の物語通り、鏡の国はチェスの国になっているので、登場人物がチェスの駒になって物語が進むので、チェスに関する問題が多めです。
日本人にはチェスがあまり馴染みのないものですが、本ではチェスについての説明・図もあり、チェスをまったく知らなくても大丈夫でした。
紹介した本リスト
物語と算数パズルが一緒に楽しめる本の魅力は、算数が苦手な子どもでも問題を解きたくなることです。
あのおもしろい物語、シャーロックホームズ、不思議な国のアリスが登場するのですから!
算数が得意な小学生高学年くらいなら、楽しみながら読みこなせるレベルだと思いますが、なによりも算数が苦手な子どもにぜひおすすめしたい本なのです。
1冊でも読み終えた頃には、算数の苦手意識が薄れているはずです。
ぜひ挑戦してみてくださいね。
物語がついているだけで、算数が楽しくなるなんてビックリです
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