
学校のお友達にも、両親にも、好きな男の子にも自分の本当の気持ちが言えない聡子ちゃん。
夏休み、塾の夏期講習で、自由気ままに行動する不思議な少女リサちゃんに出会います。
自由なリサちゃんと過ごし、学校の仲良しのお友達が転校を告げられ、塾のクラスのランクが下がってしまったり、両親と言い争いをしたりドタバタの夏が終わります。
聡子ちゃんはこれからどうしていくのでしょうか?
本当の気持ちが言えない小学6年生の少女、聡子ちゃんの物語『ハッピーノート』は、小学高学年・中学生の朝読書・読書感想文用におすすめ本か?を検証してみます。
『ハッピーノート』は朝読書におすすめ

『ハッピーノート』は小学高学年・中学生の朝読書におすすめかを検証してみるわよ
<Q1>小学高学年・中学生でも1冊丸ごと読める?
<A>読めます
【理由】長編小説です。
読みやすい本なので小学校高学年から読めます。
ふだん本を読むのに慣れていない子どもが長編小説に挑戦する本としておすすめです。
<Q2>読んだ後どんな気分になる本?
<A>意外な展開にビックリ 感動 泣ける
<Q3>どんな小学高学年・中学生おすすめしたい?
●好きな子がいる小学高学年・中学生
●自分の意見が言えない小学高学年・中学生
●友達との関係に悩む小学高学年・中学生
●自分に自信のない小学高学年・中学生
<Q4>朝読書におすすめ度数は?
3段階【1.難しい 2.挑戦してみて 3.ピッタリ】のうち「3.ピッタリ」
【理由】
短時間しかない朝読書で読むと、長編小説なので読み終わるまで数日かかります。
が、登場人物に謎が多いので、読み始めたら先が気になって仕方なくなるはず。
朝読書タイムじゃ足りなくなっちゃうかも。

『ハッピーノート』は、小学高学年・中学生の朝読書におすすめの本よ
『ハッピーノート』読書感想文のテーマ

『ハッピーノート』は読書感想文が書きやすい本よ
読書感想文を書くときにテーマになりそうなものを選んでみました。
- 自分に似ている登場人物はいた?
- 自分が聡子ちゃんだったら、自分の悩みをだれかに相談する?
- 登場人物で苦手なタイプの子はいた?そのわけは?
- 本音で生きていく人生を選ぶ?それとも人と合わせていく人生を選ぶ?
- 聡子ちゃんのように言いたいことを言えなかったことある?その時どう思った?

自分なりに感想文が書きやすいテーマを選んでみてね
『ハッピーノート』はこんな本
【著者】草野たき
【出版社】福音館書店
【出版年月】単行本2005年 文庫本2012年11月
*文庫本といえども大きさは単行本の一回り小さいサイズ(普通の文庫本より大きめ)
*ところどころに可愛い挿絵もついていて読みやすい
*難しい漢字にルビあり

- 主人公:小学6年生の聡子 自分の本当の気持ちを言えないが、表面上は上手くこなしてしまう女の子
- 長編小説
- 本の長さ:256ページ
- テーマ:友情、親子、成長
- 作者は草野たきさん(中学入試によく出題される本を書いている。近年では2022年頴明館中学校『リリース』、2021年恵泉女学園中学校で『反撃』が出題されている)

「本音が言えない」聡子の気持ちに共感する子どもが続出する物語です。
子どもだけじゃなくて、大人だって同じような悩みを抱えている人ばかりですよね。
本音を言えば、嫌われるんじゃないだろうか、仲間外れにされるんじゃないか、変な子だと思われるんじゃないかと思いながら、楽だから結局、誰かの意見に賛同して生きていってしまう。
むしゃむしゃした気持ちは、なにか違うことで覆いかぶせてしまえば、どうにかなると思って過ごしていく。
でも結局それじゃあ、なにも変わらない 大人になっても永遠に同じなんですよね。
聡子ちゃんは、お母さんが変わった姿をみて自分も変わろうと決心します。自分を愛してくれるお父さんとお母さんがいたからこそ、新しい一歩を踏み始められたと思います。
だれかが自分を愛してくれている
それを知っている人間は強い!
聡子は本音で生きていくのは大変で疲れることも知りますが、それでも聡子はきっと元には戻らないだろうと思いました。
ああ、生まれ変わった聡子ちゃんにたくさんの幸せがふりそそぎますように。
物語の展開がテンポよく進んでいくのも、この本の魅力。
そしてなによりも最後の結末。
聡子が恋をしている霧島くんには、大人の私も騙されました!最後までわからなかったですね。
号泣まちがいなしの物語です。
【出版社のあらすじより】
小学校でも塾でも、友だちを前に思うように自分を出せずにいる6年生の聡子。塾の帰りにいつも一緒に勉強する霧島くんにひそかな思いを寄せていますが、本当の気持ちは言えないままです。家ではイライラしてつい両親にあたってしまい……。そんな聡子ですが、もっと霧島くんと仲良くなろうとがんばるうちに、次第に周囲の人との関係も変わってきます。
『ハッピーノート』まとめ
中学入試問題の頻出作家、草野たきさんの本『ハッピーノート』を紹介しました。
『ハッピーノート』は、小学校高学年・中学生が朝読書で読む本としても、読書感想文を書く本としてもおすすめの一冊です。
本音を言えなかった聡子ちゃんが、いろんなことを体験しながら成長し変わっていく物語です。
長編小説ですが、読みやすい本なのでぜひ読んでみてくださいね。







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